待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2014年 奥入瀬渓流 日帰りツーリング

 2014年 奥入瀬渓流 日帰りツーリング
 平成26年(2014) 7月 5日(土)

 BUN君と二人で函館出発の青森日帰りツーリングです。下がコースマップ。

動画はこれ

  3:40、青函フェリー函館ターミナル到着。まだ暗いです。船の出航は4:30ですが30分前には乗船手続きを済ませなくてはなりません。だから今朝は3時起床でした。ね・む・い・よ。

青函フェリーは出発港のターミナルでしか予約できないので往復割引を受けるには往・復それぞれのターミナルに予約を入れておいて支払う時に割引の往復分を支払って復路のクーポン券を受け取るという仕組みです。WEB割引券を使った場合と割引率は同じです。

 4:00、乗船開始。船は「はやぶさ」です。何も言われないけど多分、ハンドルロックはしないでギアはローだと思います。固定はやってくれます。ヘルメットは船内持ち込みかハードケースね。青函フェリーではバイクと荷物あわせた幅が75cmまでなのでサイドケースは無理ですね。

 4:30、出航。はやぶさの船内を見ると想像をはるかに超えたクオリティーです。食堂、売店はありませんが自販機コーナーと給湯器、電子レンジが備付で海を眺めるカウンター席で食べることができます。自販機のカップ麺は170円(高!)。 朝食を済ませたら寝るだけです。航行時間は4時間。

  8:30、到着予定時刻ですが青森港の岸壁はまだ遠くに見えています。航跡も妙に蛇行を繰り返して・・・何かヘン。

 実は7:42に岩手県南部で震度5弱という地震が発生していました。青森、函館は震度2でしたが、その影響でしょうか、青森到着は30分遅れの9時でした。

特に何のアナウンスもされなかったけど、普通30分遅れたらアナウンスするのが筋だと思うよね。

 下船してナビの設定やら準備を始めた時、BUN君がぽつりと、

「リュックを船に忘れた・・・。」

ギャー!・・・・・

10分後無事にリュックを背負って戻って来ました。

 9:20、出発。国道103号を南下するだけなんですけどベイブリッジを渡ってから青森市街は混雑しています。

国道7号の高架下から前方に「揚げうどん」の大看板、珍しいねとインカムの会話が盛り上がったところで信号が変わって走り出すと「揚げ」の上に「釜」の文字が見えて来ました。

なーんだ! 「釜揚げうどん」じゃん。しかし、BUN君と私の頭の中には「揚げうどん」が妄想のように自己増殖を続けて勝手に調理法と味付けを語りだす始末です(^o^)。

 ありもしない揚げうどんの話を続けるうちにバイクは雲谷(もや)へ。モヤヒルズでは七夕フェアが開催されていて私たちの前の車は全部そちらへ曲って行ってしまいました。

八甲田ゴールドライン 

 八甲田ゴールドラインを進み、10:00、岩木山展望所で10分間の休憩と写真撮影。八甲田除雪隊の歌碑があり軍歌みたいな除雪隊の歌が流れていました。せっかく岩木山が見えていたのに岩木山を入れずに撮影したのは残念でした。もっと右側のアングルならバッチリだったのですが、気が付いたのは三脚をしまった後でした。

 そのすぐ先には酸ヶ湯温泉。外来入浴は昼だけで夜(午後6時以降)は宿泊客のみ入浴可なのですが隣のキャンプ場に泊った人もキャンプ場で証明書をもらうと利用できるらしいです。私たちは通過しまーす。この先はワィンディングがきつくなります。

 10:35、睡蓮沼到着。駐車場から徒歩30秒です。八甲田の山々をバックに蒼い沼、実に美しい所です。睡蓮はないんだな。写真を撮ってすぐ出発。

この先は更にきついワィンディング、センターラインを越えてくる対向車もいるので要注意です。


奥入瀬渓流トレッキング
 11:15、奥入瀬渓流の石ヶ戸駐車場到着。ここにバイクを置いて雲井の滝まで2.6kmほど遊歩道を歩きます。貸自転車もありますよ。

 石ヶ戸の名前の由来は写真にある戸板のような岩です。昔ここに鬼女が棲んで人を襲って食べたという伝説があるそうな。

この岩は大昔、八甲田噴火の火砕流で運ばれてきたものらしいです。

石ヶ戸から雲井の滝までは屏風岩、馬門岩、阿修羅の流れ、九十九島、平成の流れ、飛金の流れ、千筋の滝があります。

これは阿修羅の流れ
雲井の滝は見ごたえのある滝です。45分ほどで雲井の滝に着きましたが、石ヶ戸へ戻る路線バスは12:35、30分ほど待つことにしました。バスに乗ると10分で石ヶ戸に戻ってきました。路線バスですが観光案内も流れます。

 石ヶ戸には休憩所、売店、軽食があります。売店で頼んで隣の休憩所へ持って行って食べるんだよ。

味噌カレー牛乳ラーメン、青森発祥ということなので。基本は味噌ラーメンでカレーの風味がほのかにあって牛乳で白湯スープのような優しさが醸し出される良いお味でした。

 お腹いっぱいになって13:20、石ヶ戸を出発。向かうは銚子大滝。

 13:30、銚子大滝駐車場到着。駐車場から徒歩3分にある銚子大滝は幅が広く流れ落ちる水量豊富で見ごたえ十分です。10分で撮影して出発、まもなく子ノ口、十和田湖です。

 十和田湖を時計回りに周ります。乙女の像で有名な休屋は通過、発荷峠展望台への分岐も通過、ひたすら周ります。

 十和田湖の西側と北側は山になっています。十和田湖自体がカルデラ湖なので山は外輪山の一部です。どんだけ凄い噴火だったのでしょう。

 14:30、御鼻部山(おはなべやま)展望台到着、標高が1011mあります。十和田湖が一望できるはずですが高さが災いして雲の中でした(T_T)。

十和田湖を一周すると子ノ口に戻りますが、少し手前から左折して奥入瀬バイパスへ。これで焼山へショートカットです。焼山からは来た道を戻るだけ。再び八甲田ゴールドラインのワィンディングをくねくね走ります。

 酸ヶ湯で温泉に浸かる予定でしたが時間が押しているので通過、雲谷あたりから混雑し始めてきました。今日最後に予定していた棟方志功記念館も諦めて市街地を避けるため国道7号へ迂回し、三内丸山遺跡近くを通ってフェリーターミナルへ。

 16:35、青函フェリー青森ターミナル到着。青森では出航の1時間前までに乗船手続きが必要と言われていました。18:00の船ですから、あと25分で乗船できないところでした。ふうー!

乗船手続き済ませたらターミナルの食堂で夕食、親子丼でした。

 

帰りの船は3号はやぶさ、来た時のはやぶさと違って古い船です。

乗船し、寝たら函館だよ。午後10時に函館到着、早朝からなので長い一日でしたよ。

今日の走行距離は181km、燃料消費率は23.4km/Lでした。

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