普通のアイピースと比較すると驚くほど大きくて重いです。8mm～20mmのズームが可能でパーフォーカル(ズームでピントがずれない)です。但し完全にパーフォーカルになるかは個人差があるみたい。私の場合はわずかなずれが生じます。
1.25インチ、2インチ両方のスリーブに対応しており、1.25インチで使う場合は2インチ用のインターフェイスを外します。本体の径が大きいのでスリーブに完全に押し込むと固定用のネジを回すのに指がぶつかって邪魔、でもしっかり止めないと落下したら大変なのできつく締めたら外すときには指で回せずプライヤを使いました。
鏡筒はSVBONY SV503 70ED(焦点距離420mm)に正立プリズムを装着して使用。
さてファーストライトは木星。20mmで導入して8mmまでズームしたら縞模様まできれいに見えました。視野範囲が広いのでとても使いやすいです。
次にプレアデス星団M45を導入。これは20mmにすると余裕で入りました。そこからズームして行くと宇宙船で進んでいるような感じ。更に微光星が見えて来て嬉しくなります。それからはぎょしゃ座やオリオン座付近の星や星団を導入しては見て行きました。輝線星雲はさすがに見えないけどベテルギウスの赤い色と光芒が美しかったです。
私は電視観望でPC画面を通して星雲や銀河を見るのがほとんどで眼視は滅多にしなかったのだけど星の光をじかに見ると感動もひとしおで眼視の機会が増えそうです。持ってるスマホアダプターがギリギリ使えるサイズなのでスマホコリメートもやって見たいと思います。
昨夜の22時頃は函館の気温が0℃前後と寒くなって来ましたが空気が乾燥していてレンズヒーターなしでも結露はありませんでした。
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