ペルセウス座 散光星雲NGC1491 2024/11/13(水)

1年ぶりの木星 2024/11/8(金)

 昨日は急に寒さが厳しくなり函館で初雪が観測されました。
木星が早い時間帯に見られるようになってきたのでキヤノン EOS RP で4K動画撮影することにしました。大赤斑が20時頃見頃になるはずだったけどその時間帯はまだ我が家の庭からは杉の木に隠れて見えません。撮影できるところまで昇ってきたころには裏側へ回り込んでしまったようです。

使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • SkyWatcher Synscan USB
  • 十字線アイピース SVBONY SV152 クロスヘアアイピース
  • 鏡筒 SkyWatcher Mak127改
  • カメラアダプター SVBONYカメラアダプター 撮影用アダプタ+Tマウント+Tリング
  • カメラ Canon EOS RP
  • マウントアダプター キヤノン EF-EOS R 
  • 補助レンズ NEEWEER 3.0xバロー
  • フィルター SVBONY UV/IRカット
  • レンズヒーター NEEWEERレンズヒーター

 焦点距離が長くなるので明るい木星でも導入は簡単には行きません。まずは五稜郭タワーをターゲットにしてファインダーと鏡筒の位置合わせ→十字線付の20mmアイピースに0.5Xレデューサーを付けて導入→レデューサー外して導入→3Xバロー付けて導入と絞り込んで行き、カメラを装着という手順で進めて行きました。SVBONYのズームアイピースがあれば役に立ちそうです。最終的に焦点距離は1500x3x1.6で7200mm相当です。
4K動画で撮影した2分10秒ほどの動画をPIPPで前処理、AVIに変換したものをRegistax6で上位90パーセントの3107フレームをスタック、ウェーブレット処理しました。
衛星は左からガニメデ、エウロパ、イオです。
設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/11/07 22:48:09
  • 撮影モード 動画
  • Tv(シャッター速度) 1/30
  • 測光方式 中央部重点平均測光
  • ISO感度 640
  • 画像サイズ 4K(3840x2160 トリミングあり)
  • 動画撮影モード マニュアル露出
  • 記録時間 130.2 秒
  • フレームレート 23.976
  • ピクチャースタイル ディテール重視
  • シャープネス 4
 撮影終了時の気温は1.6℃、その後も下がり続けて早朝には氷点下に達したようです。ニット帽、スキーパンツ、厳寒期用コートといういで立ちで、撮影中は寒さを感じていないのだけど片付けに入ると手が痺れて感覚がほとんどなくなってました。もう上下スキーウェアーじゃないと駄目ですね。電子カイロも用意してるのに使うのを忘れてました。近いうちに大赤斑の見える時間帯にもう一度チャレンジしたいと思ってます。


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