待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2013年 道東ツーリング 4日目

2013年 道東ツーリング 平成25年 7月 19日(金)~25日(木)函館・日高・足寄・別海・根室・弟子屈・阿寒・鹿追・南富良野・苫小牧・今金

4日目  2013年7月22日(月) 川湯温泉 ホテルきたふくろう から 阿寒湖畔キャンプ場 まで
 今日は川湯温泉から釧路市湿原展望台へ行って鶴居村から阿寒へ抜ける予定でしたがとんでもない結果に・・・。

ナビまかせにしていると大変な目に合うことがあるという実例です。見どころは釧路市湿原展望台と阿寒湖。

下がコースマップ。鶴居村から阿寒湖へあと13kmの地点から引き返して弟子屈に戻っています。理由は後述。

ムービーはこれ

川湯温泉 から 釧路市湿原展望台 まで
 8:25、弟子屈町川湯温泉のホテルきたふくろうを出発。曇りです。昨日見た硫黄山方向へ進み弟子屈市街方向へ。弟子屈からは900草原入口のある道道53号を南下。

  9:35、釧路市湿原展望台到着。川湯温泉から76km。展望台入館は有料、460円。周辺の遊歩道とサテライト展望台は無料です。

初めてなので入ってみました。展望台からは釧路市街と湿原が見渡せます。

駐車場のバイクと湿原を比べるといかに自分がちっちゃいか良く分かります。

展望台を道路側から見て左端と駐車場から見て右側に遊歩木道の入口があります。サテライト展望台だけ見たいのなら左端側から入った方が楽です。右は下って登っての登山道なみ。遊歩木道は知床と違って熊も入ってこられます。熊に遭いたくない人は展望台で鈴を貸してもらいましょう。

サテライト展望台からは大湿原のパノラマが楽しめます。2.5km、1時間の自然散策が楽しめます。虫よけスプレーは持参した方が良いでしょう。

 10:55、出発。向かうは阿寒湖。

阿寒湖までの迷走
  釧路市湿原展望台から道道53号を北上、鶴居村から道道1093号阿寒公園鶴居線で阿寒湖へ向かいました。

11:20、阿寒湖手前13km、鶴見峠にさしかかると突然舗装が途切れ砂利ダートに! じぇじぇじぇー! オンロードバイクじゃとてもムリ。Uターンして引き返すことに。

帰ってきてツーリングマップルを見ると走りやすいジャリダートと書かれていました。オフロードならね・・・

国道274号まで戻って東へ、道道53号で弟子屈へ戻るコースを選択。ナビで目的地に阿寒湖を設定してもやはり先ほどの鶴見峠へ案内しようとするのでナビ不信になってしまいました。バイク用ナビならダート回避なんて設定もあるのかもね。途中でヒゲのように飛び出している走行記録はナビが大回りで鶴見峠へ誘導しようともくろんでいるのに気付いて引き返した跡です。

 ちなみに国道274号に入って西へ進んで国道240号まりも国道を選択した方が近かったかも知れません。これもショートカットに道道666号というルートがあるけど怪しいですね。

666という数字が不吉だし。

 12:15、弟子屈から阿寒横断道で阿寒湖へ。

 12:55、阿寒湖畔キャンプ場到着。道路を挟んで向かい側がアイヌコタンです。釧路市湿原展望台から129km(迷走の結果)。

今日のバイク走行はここで終了。本日の走行距離は205km。

キャンプ場使用料は630円、ゴミは無料で捨てられます。

阿寒湖は温泉が豊富でいたるところに足湯があるのですがこのキャンプ場内にもあるんですよ。


阿寒湖観光
 まずは昼食、アイヌコタンに丸木舟という食堂がありました。
メニューは写真の通り、キトピロラーメンを頼みました、945円。
キトピロとは行者ニンニク(アイヌネギ)のことだそうで。連れがいる人はやめておいた方が無難でしょう。

お店の人の話では血液サラサラになるとのこと。


 さて次は遊覧船、1850円。所要時間は1時間25分。島にあるマリモ展示観察センター入館料込とのことです。


遊覧船は阿寒湖に向かって右側にあるまりもの里桟橋から出て、左側(アイヌコタン側)の幸運の森桟橋に立ち寄って出発するのでアイヌコタン側から乗る場合は近い方から途中乗船すると良いわけです。正面に見える山が雄阿寒岳。


 

遊覧船は雄阿寒岳の間近まで行き、少し戻ってチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターを見学して帰るだけなんですが予想外に見ごたえのあるものでした。
サッカーボール大のマリモは予想していませんでしたよ。

昔の阿寒湖は遊覧船から湖底のマリモが見られたそうです。


雌阿寒岳は帰りに左側に見えます。1955年に当時の定義では死火山だとされていた雌阿寒岳が突然噴火したのには火山学者たちも驚いたということです。

入浴はまりもの里桟橋近くにある銭湯・まりも湯、入湯料は500円。小さな温泉銭湯ですがなぜか人気があります。


 

夜8時から阿寒湖アイヌシアター・イコロでアイヌ民族伝統の踊りや歌、ムックリ演奏などを見られるというので出かけてきました。1000円です。以前白老のポロト湖畔でもみたことがありますが、心に訴えるものがありました。アイヌの人たちの生活は常に神とともにあったみたいです。

 

30分ほどの公演が終わるとすぐ近くの広場でタイマツ行進なるものを催すというので行ってみることに。
沢山のロウソクを灯された祭壇の様な場所へ観光客がタイマツを持って行進しタイマツを挿していきます。その後は参加者の幸運のための祈りがアイヌ子孫の男性によって唱えられます。

おごそかで良かったですよ。店のわんこも可愛かったな。 

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