しばらくぶりで赤道儀モードのAZ-GTiとマクカセMak90で星雲を撮ろうと思ったけど、オートアライメントもプレートソルブも途中で失敗して導入すらできず撃沈でした。仕方ないからスマート望遠鏡 ZWO Seestar S30 でぎょしゃ座とオリオン座の星雲を撮りました。
AZ-GTi赤道儀モードのおおまかなセッティングはSeestar S30の極軸アライメントを使っているのだけど赤経を誤差が小さくなるように調整するときに数値が飛んできちんと合わせるのが困難でした。壊れたのかと思ったけど衝撃を加えてもいないし何故だろうと考えたら一番最初にやるべき重要なセッティングをうっかり忘れてました。
それは三脚の水平調整です。赤経軸が狂ってるからアライメントもプレートソルブも途中で失敗したのでしょう。水平調整おそるべし。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/11/25 0:44
- ZWO Seestar S30 EQモード
- DBPフィルター
- 4Kモード
- AIデノイズ
- 1フレーム20秒 総露光56分
- トリミングあり
そして日付が変わる頃には南中が近づいているオリオン座の馬頭星雲 IC434と燃える木星雲 NGC2024 です。反射星雲のランプスターNGC2023もそれらしく写ってますね。
馬頭星雲の首の部分は時間をかけないとしっかり写らないようです。1時間を超える頃にやっと写って来ました。
S30は明るい恒星にフレアが出る癖があったけどアルニタクの周辺に異状はないようです。ファームウエアの更新で改善されたみたい。
詳細は以下に
- 2025/11/25 2:34
- ZWO Seestar S30 EQモード
- 1フレーム20秒 総露光 1時間20分
- DBPフィルター
- 4Kモード
- AIデノイズあり
- トリミングあり
Seestarのおかげで何も撮れずに終わるという事がなくなったのが嬉しい。
撤収時の気温は3.5℃、撮影中には3℃まで下がっていたらしい。車の中でエンジンかけて暖房をつけたけど寒くて低体温症になっていたようです。熱い風呂に入ってもしばらく指先が温かくならなかった。北海道、もうこの時期の天体撮影は短時間で終了させないと危険ですね。
コメント