今夜が本当の満月 2024/9/18(水)

秋の砂原岳登山

高校山岳部時代の友人BUNくんと北海道駒ケ岳の2つあるピークのひとつ砂原岳へ登りました。登山口は旧砂原町(現在は合併で森町砂原)の望洋の森公園です。赤井川側からの登山口は中腹に駐車場があるので短時間で登れますが砂原側は低い場所からの出発かつコースが大きく巻いて登るので時間がかかります。でも寛永噴火の山体崩壊の姿を留める勇壮な景観を楽しむことができます。
北海道駒ケ岳の噴火警戒レベルは2018年現在、1(活火山であることに留意)なのですが登山容認されているのは赤井川から馬の背まで、かつ自己責任においてということらしい。自己責任ということで砂原側から登ることにしました。写真の左側です。
登山口にはここからの登山はなるべく避けてほしいと書かれていました。落石の危険もあるようです。

11:15、登山道は公園の奥へ進んで左側の階段を登って行きます。ここから右へ巻いて行く低い丘状の西円山まではきれいに整備されています。道脇にシラタマノキが沢山ありました。地面にはエゾシカの足跡や土を掘り返した跡があちこちに。樹皮をすっかり食べられている木もありました。

 12:35、西円山と逆側へヤブに入っていくように細い山道があってそこを登ると突然藪が消えて写真のような景色に。海側に見える丘が西円山。札幌の西円山とはまるで違います。写ってるのは炭化した切り株を撮っているBUNくん。

噴火で折れた木が見られるこの辺りには火砕流で焼け焦げたのか炭化した木の切り株がいくつもあります。
火山礫が降り積もった急斜面の道はザラザラと崩れやすく何度も足を滑らせて転びそうになりました。

稜線に出て小休憩。その後またザクザクザラザラの急斜面を滑りながら登ります。

13:55、上からロープの下がった岩場の下が今日のゴール。ロープを伝って更に岩場を登ると山頂ですが冷たい強風で寒いし日没も早いのでそこから降りることにしました。火山礫の急斜面を降りるのはスリップ転倒の危険大で実際何度も転んで降りました。

望洋の森近くで見た多分ヤマブドウ。



賑やかに囀っていた黒いクマゲラ。

 16:00、駐車場に戻りました。
Geographicaの集計によると
駐車場標高 186m
最高標高 943m
高度差 757m
距離8.4km
時間 4:50
消費カロリー 1723kcal
でした。

コメント