自然の恵みを食す 2024/4/29 月

函館山トレッキング 七曲コース 2018/10/3

 高校時代の山岳部に伝わる歌・冗談山岳歌といのがありました。
♪ 春の初めは臥牛山、25円で行けるとこ。ベコの名前じゃあるけれど、よだれ垂らすなアベックに〜♪
アベックという単語は既に死語ですね。函館市電料金が25円というのは昭和30年台だと思いますが今は250円、10倍です。臥牛山というのは函館山の別名、牛が臥せたようにみえるというのが名前の由来です。
 さて今日は七曲コース、立待岬から入ります。最初の登りが急なので有名。登山用のパンツを買ったのでテストです。伸縮性の素材なので脚を上げるとき汗をかいていてもズボンが大腿に貼りつかず膝の曲がりを邪魔しないのと、暑いときには大腿側部の通気口ファスナーを開けられるというのがミソです。

 登山開始時にスマホがGPSオンにしても位置を取得できなかったので入江山砲台跡で再起動、コース記録は下山分だけになりました。トレッキング用パンツの効果は上々で楽に足が上がりました。気がついたらなだらかな地蔵山コースに入っていたという感じです。

 今回も植物と野鳥の観察がメイン目的でしたが野鳥は声だけと不作。期待していたヤマシャクヤクの実も見つけられません。ひょっとすると折れ曲がって下を向いていた赤の鮮やかな実をコウランテンナンショウ(マムシグサ)の実だと思って見過ごしていたのがそれだったかも?
前回汐見山コースと旧登山道の合流点休憩所で見つけたミゾソバとイヌタデは刈り取られてなくなってました。ミゾソバはひょっとしてママコノシリヌグイかもと思って確認しようと思ってたので探してみたら端っこに少しだけ。やはりミゾソバみたいです。

 その近くで見つけたマタタビ。












 そのまま下山するのももったいないので入江山砲台跡へ。ここは絶景ポイントです。
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 千畳敷の休憩所から見える山肌に鮮やかな赤色が。カメラのズームいっぱいで見たらクサギの実でした。

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