東北北陸ツーリング2015 5日目 糸魚川から豊栄まで  2015/9/7

5日目 2015/9/7 糸魚川から新潟市豊栄(とよさか)まで

 今日は新潟県内を北へ走ります。雨雨雨の一日でした。
ルートマップはこれ


フォッサマグナ・ミュージアムと長者ヶ原考古館
 9:45、糸魚川のホテル国富アネックスを出発。昨夜から雨が激しく降っていました。朝にはポツポツくらいです。せっかく糸魚川へ来たのでフォッサマグナ・ミュージアムへ。ホテルのすぐ近く。フォッサマグナ(大地溝帯)は糸魚川静岡構造線とも呼ばれると地理や地学で学んではいますが実際、どんなものなのか私は知りませんでした。ずっと昔の映画「日本沈没」で日本がここを中心に分離して沈んでゆくのをというコンピューターシミュレーションでやった場面を思い出します。
  10:00、フォッサマグナ・ミュージアム到着。ホテルから4.9km。時間がかかったのは少し迷ったせいです。ここは今年(2015)の3月にリニューアルしてるので道が変ってるのかも。大きな公園の中にあります。入館料は500円ですが、隣の長者ヶ原考古館との共通入場券が600円で買えます。別々に買うより100円だけ安くなります。展示は実に興味深いもので写真もたくさん撮ったのですが一般公開禁止という事でお見せできません。

パンフレットの写真だけ載せておきます。展示されているのはフォッサマグナと日本列島形成の超大画面ビデオや化石、翡翠(ひすい)や水晶などの鉱物です。
 
 フォッサマグナという名はナウマン象の名前で有名な地質学者ナウマン博士がつけたもので「大きな溝」という意味のラテン語だそうです。日本列島は元々はアジア大陸の一部で、それが地殻変動によって離れてアジア大陸との間に日本海ができ、それが広がるときにこの部分で折れ曲がり列島は2つに分断されたそうです。分断していた海底部分が再び隆起して陸になり本州部分がくの字の列島になったということらしいです。そのため地下深くで形成される蛇紋岩に閉じ込められた翡翠(ひすい)が地上に運ばれて糸魚川周辺では翡翠が産出するということです。

 長者ヶ原考古館には縄文時代の遺跡と当時の生活を展示しており、固い翡翠を縄文人がどのように加工したかを教えてくれます。翡翠の勾玉(まがたま)どうやって作り穴をあけたかというと固い石で叩いて欠けさせそれを削って形成しストロー状の木をドリルのように使って穴をあけた形跡が残っているそうです。木で石を削れるかという事ですがこれも固い鉱物を含んだ砂をつけて回転させる方法だったらしい。ダイヤを削る方法と同じようなものです。

新潟市へ
 興味深く見学したらもう昼でした。
12:10、糸魚川を出発。時間はたっぷりあるので一般道を走ります。
   
 12:35~13:30、道の駅能生マリンドリーム能生(のう)で昼食。ベニズワイガニが有名ですが食べたのはラーメン(^_^;) フォッサマグナ・ミュージアムから19.8km。

  新潟市に入ると道路が混雑するので上越ICから北陸自動車道へ。あ、また雨が降り出しました。
  14:50~15:40、大潟PAで休憩、道の駅能生から89.1km。雨宿りです。

  関越自動車道との分岐・長岡JCTを越えて三条市あたりで雨が更に強く・・・過去に3回ほど三条市を通ってますがその後必ず強い雨になってます。どして・・?
  
 16:30~16:45、新潟市内に入り黒埼PAで休憩。大潟PAから53.4km。大きな水たまりが写真に写ってますね、雨です。磐越自動車道との分岐・新潟中央JCTを越えて豊栄PAスマートICから降りて豊栄にある友人、Kくんの家へ。実は豊栄PAでなく次の豊栄新潟東港ICで降りたらすぐの場所でした。
  17:30、Kくんの家に到着。黒埼PAから44km。今日は泊めてもらいます。夕食は新潟駅へ行ってもう一人の友人、Mくんと3人で飲み会(^o^)

 Kくんは北海道出身でアメリカ生活の後、新潟へ。豊栄と書いて「とよさか」と読むのって無理がありますよね。私も北海道出身ですが4代前のご先祖が北海道へ渡る前に住んでいたのが豊栄の芋黒(いもぐろ)だったそうです。Mくんは新潟出身でカナダ生活の後、新潟へ戻ってきました。
今日の走行距離は211.3km。

 ムービーはこれ
雨が降ってきたので途中からビデオありません。新潟で旧友たちと宴会でした。




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