待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2008年ニセコ・岩内ツーリング

2008年ニセコ・岩内ツーリング 平成20年 7月 19日(土)~7月 21日(月・海の日)蘭越・岩内・倶知安・ニセコ

1年ぶりの北海道ツーリングにやってきた「やまだ」さんと岩内で合流、今年は蘭越でキャンプにしました。
1日目 平成20年 7月 19日(土)函館 森 八雲 長万部 黒松内 蘭越

 今回は私にとって初のベースキャンプ型ツーリングです。蘭越町ふるさとの丘りんりん公園キャンプ場に2連泊して岩内町、倶知安町、ニセコ町をまわります。CB1300SF乗りのやまださんが北海道ツーリングに来るので岩内で合流します。やまださんはこの後も道東、道北を回るロングツーリングです。
1日目は赤のライン。

 9:50、函館の自宅を出発、良いお天気です。途中でホクレンのGSに寄って給油、キャンペーン中の北海道最新地図をゲット。55リットルで1冊、最大2冊までもらえます。私のガソリン消費量は月当たり150リットルなのだ。

 11:50、毎度おなじみ長万部町のドライブインかなや到着。まだお腹減ってないので10分間だけ休憩。函館から113kmでした。


道の駅くろまつない
 12:30、道の駅くろまつない到着。ここで昼食。メニューはランチセットA、金924円也。中身は粗挽きウィンナーのホットドッグ、ポテトサラダ、シチュー、コーヒー。ここの焼きたてパンは行列ができる美味しさ、ハム、ソーセージ、ベーコン、チーズなどの酪農製品は現地産でこれもかなり美味です。食事を入れて55分間の休憩。長万部から29km。

蘭越町ふるさとの丘りんりん公園キャンプ場

 13:40、蘭越町ふるさとの丘りんりん公園キャンプ場です。道の駅くろまつないを出て15分でもう着いちゃいました。今回はシーズン真っ盛りの3連休なので前もってフリーサイトを予約しておいたのです。だってここはフリーサイトも15張り限定のゆったりキャンプ場なのです。サイト使用料は500円。家族連れが沢山来ていました。函館から157km。今回はここをベースキャンプにします。

美人湯温泉幽泉閣

 テント設営が済んだら温泉おんせん♪♪。国道5号を北へ15kmほど行くと蘭越町交流促進センター 幽泉閣があります。立派な温泉宿泊施設です。入湯料は500円、広い休憩室、靴・貴重品ロッカーあり、どちらも100円で使用後戻ります。ヘアドライヤー、シャンプー備え付け。浴室もかなり大きくゆったりとしていて、露天風呂、湿式・乾式サウナ、渦流浴、気泡浴、打たせ湯、水風呂、高温風呂、深湯があります。泉質は黄褐色透明で無味、ぬるぬる系で美人湯と呼ばれています。私の採点では最高ランクです。

 キャンプ場に戻って、夜にはキャンプ場の子供たちが懐中電灯と捕虫網を持って虫取りをしていました。池があるので蛍がいるのではないかと思いましたが飛んでいる姿を見ることはできませんでした。(でも後日、蛍を発見)

 本日の走行距離は191km。夜にはやまださん、苫小牧港に到着のメールが来てました。明日は岩内です。

2日目 平成20年 7月 20日(日)蘭越 岩内 倶知安 ニセコ
 今日は大阪から北海道ツーリングにいらしたCB1300SF乗りのやまださんと岩内で合流します。ニセコパノラマラインと岩内のたら丸市場がメインです。
2日目は最初の地図の青のライン。

ニセコパノラマラインで岩内まで
 キャンプ場の朝、早くから子供たちがあちこちで虫取りを楽しんでいました。懐かしいな、私の家も子供たちが小さな時はああでした。今は大きくなったからね。で、私も大変珍しい虫を見つけました。

ヘビトンボ。実物を見るのは初めてです。虫取りの子供たちに教えたけど気味悪がって捕りませんでした。珍しい虫だからそれで良かったのかもね。つかもうとすると頭をもたげて噛みつこうとします。この昆虫はサナギの状態でも噛みつくという特技を持っています。

 8:50、キャンプ場を出発。曇ってますが所々青空が覗いていて暑いです。国道5号を北上して昆布駅付近の交差点を左折、道道207号に入って目指すは道道66号通称ニセコパノラマラインです。急な坂を登って高度を稼いでいくといつしか雲の中。視界は50m程度になってしまいました。しかも寒い!ニセコパノラマラインに入って左折、岩内へ向かいますが雲はさらに密度を増して視界15mに・・・。ワィンディングだから怖いよ! 岩内に近づいて高度が下がると雲の下に出て日本海が見えてきました。泊原発の建物も見えています。

 9:45、岩内町たら丸市場到着。晴れています。今日はお祭りだそうです。
たら丸とは岩内町のキャラクターで北海道のゆるキャラNo.1決定戦の栄えある2位に輝いています。ここはバイクの集まる町でしてね。今日も沢山のライダーが来てました。
やまださんもCB1300SFでやって来ましたよ。マフラーを交換したと聞いていましたが良い音をさせています。いいなぁ!さて、コーヒーでも・・と思ったら喫茶店が開いてない、じゃ回転寿司でも・・開いてない。11時開店と書いてあって、もう5分ほどです。座って待っていると・・開かない。

 しかたがないのでたら丸市場に戻って店をのぞいてみます。市場という名の割りに店は3~4軒しかなくて寂しい感じです。でも売っていた魚の開きは安かった。開きホッケが1枚200円。スーパーで買えば700円はします。やまださんと相談して、イカの一夜干し、ホッケの開き、宗八ガレイの一夜干しを買いました。
昼食は倶知安町の回転寿司へ行くことに決定して岩内を後にしました。

倶知安の回転寿司 洋蹄丸まで
 ニセコパノラマラインは雲の中なのでニセコの山々の裾野を通る道道604号で倶知安まで。この道は緩やかなワィンディングが続く快走ルート、まるで自動車専用道路です。

 12:00、回転寿司羊蹄丸に到着。ここの寿司は本当に美味しいです。やまださんにも喜んでいただいたようでヨカッタヨカッタ! 食事と休憩で40分。満腹になったところでやまださんから、

「ホクレンのGSありますかね。」

なるほど、ホクレンのツーリングフラグが欲しいんですね。という訳でニセコを過ぎて蘭越町のホクレンGSで給油すると、フラグはひとつ手前のニセコGSに置いてるって・・・ご免なさーい。

蘭越町ふるさとの丘りんりん公園キャンプ場まで
 13:30、蘭越町ふるさとの丘りんりん公園キャンプ場到着。既にテントが沢山。前回のツーリング時に予約しておいて良かった! 一休みしてから温泉おんせん。昨日に引き続き今日も幽泉閣へ行きました。

 夕食は岩内で買った魚を網で焼いて食べました。良い香り、イカもホッケもカレイも美味いよー!ビールに合うね。やっぱりビールと食事は仲間がいる方が断然いいですね。

 本日の走行距離は162kmでした。



3日目 平成20年 7月 21日(月)海の日 蘭越 黒松内 長万部 八雲 厚沢部 函館
 2泊3日のツーリング最終日、私は国道5号を南下して蘭越から函館まで帰るだけ、やまださんは国道5号を北上して小樽から道央自動車道で旭川へ向かうそうです。
3日目は1日目の道を戻ります、最初の地図の赤のライン。

 夜に光って飛ぶ姿を見つけることはできなかったのですが、朝になるとテントにとまっていました。蛍です。子供の頃、夏休みの夜に近所の田圃の畦道近くに群れ飛ぶ蛍をつかまえてきて虫かごの中で明滅する青緑色の光に魅入ったことを思い出します。遠い将来、生き残った蛍が、その昔人間という生き物に追いかけられた話をするなんてことにならなければよいけどね。

 今日も、昨年同様やまださんが先に出発。お互いの無事を祈って、お別れです。

私はもうしばらくテントやシュラフを乾燥させてから帰ります。出発は9:30。天気は曇り。長万部からは霧がかかって寒いです。噴火湾沿いはずっとそのような天気なので、八雲町落部から道道67号で厚沢部方面へエスケープ。読みはズバリ、途中から晴れてきました。
 以前、Bluetoothのレポをしましたが、バッテリーがもたないので途中から有線でレーダー探知機の音声を聴いてて走るのが常でした。

今回は携帯電話用Bluetoothアダプタ BTAG-II をテスト。携帯電話の平型端子対応なのでミニプラグを使えるようにavail の 変換アダプタを併用しています。結果は、2泊3日のツーリングで最終日までバッテリー切れを起こしませんでした。ポータブルナビの音声案内を聴くためにも使えるでしょう。

 本日の走行距離は176km、ツーリング全体では529kmでした。やまださんも無事美瑛に到着したというメールが入ってました。ラベンダーのシーズン、連休3日目の美瑛は大渋滞だったとのこと。


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