待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2008年東北ツーリング 4日目

2008年東北ツーリング 平成20年7月2日~6日
4日目 平成20年 7月 5日(土)十三湖 龍飛崎 唐川城跡 金木町芦野公園

 4日目は緑のラインです。


龍飛崎
 つがる地球村は晴れています。風が肌に優しい。
7:40、出発。国道101号に出るのにまた迷った! 国道101号に出てから西へ進み、県道12号別名十三道を北上します。広々とした水田地帯を走り抜けていきます。交通量は多くないけどたまにいる車は遅いよ。十三湖を通り過ぎるとそこからは国道339号になります。日本海を左手に見ながら北上を続ける。
 龍飛崎が近づくと道路は山道のワィンディングロードになります。結構きついコーナーと傾斜。これで新品だったタイヤが端まで使えそうです。

 9:10、龍飛崎駐車場到着。つがる地球村から84km。この上にもあるけど有名な階段国道はここからが近い。
階段国道は今まで走ってきた国道339号だったのね。このまま階段を下って津軽海峡側を回っていくけど車もバイクも通れない。灯台へは階段村道があって津軽海峡を望めるはず。
でも海霧で視界は良くありませんでした。それにしても風の強いところです。
駐車場にバイクの一群が止まっていました。札幌ナンバーだよ。

 9:45、龍飛崎を後にしました。6kmほど下がったところに眺瞰台という駐車場があって龍のようにくねる道路をながめることができます。


唐川城跡と十三湖
 十三湖まで戻ってから県道12号線に行かずに国道339号を十三湖の北東に沿って南下。山の中という感じで十三湖は全く見えません。やがて左側に唐川城跡という道案内が左側に。入っていくと細い道が山の中へ続きます。
日吉神社の先に駐車場があって、そこから先はバイクではちょっと・・という荒れた山道を徒歩で上ります。少し歩くと展望台が見えてきました。
10:30、龍飛崎から37km。十三湖がずっと下に見えています。のんびりと40分ほど休憩。
北海道ではあまり見かけないベニバナヤマボウシが咲いていました。展望台の向こう側を見ると別の舗装道路ができていて展望台をしたから見て左側からはバイクでも車でも楽々登れることが分かりました。
 唐川城跡の次は国道339号に戻って南下、道の駅十三湖高原で11:30~12:15は昼食タイム。メニューは当然、「しじみラーメン」、800円也。お味は・・うーん、フツーかな? 修学旅行の団体が入ってとても混み合っていました。

 国道339号に沿って走っていると、やっと十三湖の見える場所がありました。

 駐車場があって。「吉田松陰遊賞之碑」が建っています。幕末に日本の将来を憂い、多くの志士に影響を与えながらも、安政の大獄で処刑された吉田松陰でありますが、


1852年、この地を訪れたおり十三湖と遙かに見える岩木山の風景を、「真に好風景なり」と記しました。長州藩、現在の山口県萩市に生まれた松陰は当時22歳、江戸の長州藩藩邸で遊学中でしたが、藩が通行手形を許可しなかったので、友人との東北旅行の約束を守るため脱藩までしています。

金木町オートキャンプ場と芦野公園

 13:05、五所川原市の金木町オートキャンプ場到着。龍飛崎から73km。なんと無料のオートキャンプ場です。炊事場、水洗トイレ、ゴミ捨て場があって、
芦野夢の浮橋を渡って広大な芦野公園へ行けます。
芦野公園は必見、有数の桜の名所で、児童動物園や太宰治の文学碑もあります。
児童動物園といいながらヒグマまでいるのには驚きました。金木町は「人間失格」や「斜陽」を書いた作家・太宰治の故郷です。

 人気のキャンプ場らしく夕方には満杯になっていました。

公園を散策して戻るとバイクの作った影にセキレイが座って涼んでいました。カワイイ! 本日の走行距離は167kmでした。

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