ペルセウス座 散光星雲NGC1491 2024/11/13(水)

かに星雲の季節がやって来た 2024/10/25(金)

 次第に遠ざかって明るさを減じている紫金山・アトラス彗星は昨夜もタイムラインを賑わしてましたが、そろそろおうし座が高度を上げて来てかに星雲 M1 の季節がやって来ました。QBP IIIフィルターを使ってます。
昨年12月に撮ったのと比較すると黄色や緑が出てません。昨年は2.0xバローを使ってたので解像度が高かった。あの時は同じセンサーを使っているSVBONY SV705C を使ってたけど壊してしまいました。
後日、同じ設定でカメラによる違いが出るのか検証予定です。

設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/10/24 23:51
  • 外気温 10.0℃
  • センサー温度 12.5℃
  • アナログゲイン 300
  • オフセット 3
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
  • 露出時間 4秒 x 333フレーム
  • 総露光時間 22分12秒
  • ガイディング なし
  • ディザリング あり
  • トリミング あり
  • σクリッピング

 本当はガイドスコープに3倍バローを付けてガイディングする実験をやっていたのですがまだ安定性がイマイチでした。

昨夜の使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 主鏡 SVBONY SV503 70ED
  • 主カメラ PlayerOne Uranus-C アクティブ冷却システム付
  • 主カメラ 補助レンズ なし
  • 主カメラ フィルター Sightron QBP III または なし
  • ガイド鏡 SVBONY SV198
  • ガイドカメラ PlayerOne Neptune-C2
  • ガイドカメラフィルター Sightron IR640PRO


 
実はこれより先にガイディングの安定性テストのためにプレアデス星団 M45 を撮ってました。これ、フィルター使ってません。フィルターなしだと露光時間がとても短くて済むんですね。昨夜の遅い時間は空が澄み切って星がきれいに見えてました。但し下弦を過ぎたばかりの月明かりが背景に軽いかぶりを。恒星のハロが盛大に出てますが青い星間ガスも少し写ってました。時間かかっても、やはりフィルターは必要なんですね。
設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/10/24 23:03
  • 外気温 10.8℃
  • センサー温度 12.9℃
  • アナログゲイン 300
  • オフセット 2
  • 露出時間 1秒 x 201フレーム
  • 総露光時間 3分21秒
  • ガイディング あり
  • ディザリング あり
  • σクリッピング

 目的のガイディングはこのときはガイド露光9秒でまあまあ安定してたんですけどかに星雲の撮影時はぶれが出てダメでした。主カメラの露光時間が長くなるからですかね。このジレンマを解決する手立てはあるのでしょうか?

 日付が変わって後片付けをしながら空を見上げると冬の星座オリオンが南東の中天に輝いてました。美しい・・
終了時の外気温は9℃を下回ってました。でも寒さに気付くのはいつも終わってからなんです。


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