見たとおりの色に塗らない

　美術の授業、中学では髪の色を黒を使わないで表現という課題、高校では彫刻の白を白以外で表現という課題がありました。どういうことなのか全く理解できずで終わってました。最近、インスタで水彩画や油絵を投稿する人の絵を見ているうちに、なるほどこういうことかと感じることがありました。見たとおり描くのではなく美しさを引き出す彩色で表現するということなのかなと思います。

自分なりに工夫してみて過去作品の色彩を変更する実験を続けて今回、初めて取り組んでみました。描いた作品がこれ。五稜郭公園のホシハジロですが鳥の彩色は変えることなく背景の水面に取り入れてみました。次は鳥の彩色にも種類が判別可能な程度に加えてみたいと思ってます。