待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2010年東北ツーリング 3日目

2010年東北ツーリング 平成22年(2010) 6月 23日(水)~6月 27日(日)美郷町・横手・十文字・雄勝・真室川・戸沢村

第3日目 2010年6月25日(金) 山形県最上郡草薙温泉 から 鳥海ブルーライン大平山荘 まで

 今日は最上郡戸沢村の草薙温泉から鶴岡の加茂水族館(クラゲ展示で有名)で新潟から来るK君と合流し鳥海ブルーライン頂点近くの大平(おおだいら)山荘ま で行きます。


加茂水族館
 快晴です。最上川沿いの草 薙温泉を 8:45 に出発。国道47号を庄内空港方向へ進み狩川で左折して国道345号に 乗り換え、すぐに右折で県道33号へ。広々とした庄内平野は田園風景が広がります。長沼温泉付近で県道341号へ 左折そのまま道なりに5kmほどで県道43号に合流します。あとは日本海が近づいてきて海沿いに進むと加茂水族館で す。ほとんどが快走ルートでしたよ。ただ水族館近くで私のナビは軽車両以外通行止めの道を進めと言い張ってくれました。バイクは軽車両じゃないぞ。
 9:30、加茂水族館到着。草薙温泉から38km。青い空と海が綺麗です。
 10:00待ち合わせのK君が来るのをどこで待とうかと駐車場を見ると彼のKLE550が留まってます。しかもバイクの横にはブーツが脱いで置い てある。携帯に電話してみると灯台の裏で涼んでるとのこと。登っていくといましたよ。サンダル履いてます。彼の話によるとナビで調べたら新潟からここまで 5時間と表示されたので5時に出発したのだそうです。で、この日は超早朝にサッカーワールドカップのデンマーク戦があったので日本が勝ったのを見届けてすぐに出たけど、8時頃にはこの近くまで来てしまい山五十川の玉杉か何かを見に行って時間をつぶして、それでも早く着いてしまったということのようです。新潟では梅雨のため連日雨だったから今日の天気は嘘のようだと喜んでいました。

 さて、水族館に入ってみましょう。ここはクラゲの展示でTVにも紹介される意外なスポットです。入館料は800円でした。アシカとアザラシのショーを見てか らクラゲ展示室「クラネタリウム」へ。

クラゲがこれほど綺麗だとは思っていませんでした。
11:30、水族館を離れ酒田を目指して出発。

 


道の駅鳥海から二ノ滝 へ
 酒田の回転寿司で食事しようと思いましたが見つからず遊佐町まで行ってしまいました。道の駅鳥海が あったのでそこで昼食。暑いです。
 あまり早く宿についてもつまらないので滝でも見ようとK君の提案、ちょうど県道60号の 突き当たりに二ノ滝、三ノ滝というのがありました。簡単に行けそうだったのですが、ナビの指示どおり走ると「コースから外れました。」の声。この繰り返し で何度も行きすぎた道を戻ってやっと県道60号へ。あとは道なりに登っていくと行き止まりで熊出没注意の立て札が・・・ちょっと怖いので少 し戻ると一ノ滝神社というのがあって、そこから二ノ滝は近いようです。山道を降りていくと滝の音、長い階段の下に滝をのぞき込む展望台がありました。
豪快 に流れ落ちる滝です。迫力があって来た甲斐十分でした。滝の写真を撮りに行くという人に話を聞くと滝は7番目まであるそうで、ここから鳥海山に登るルート もあるとのこと。
上の方では熊が沢山出てくるんだとか。


十六羅漢岩と鳥海ブルーライン
 再び 遊佐まで戻り鳥海 ブルーラインの山形側入口にある十六羅漢岩へ向かいました。駐車場は上の方にあって歩いて海岸沿いに降りていきます。
十六羅漢岩は幕末 の元治元年から明治初年にかけて石川寛海和尚が、遭難した多くの漁師の供養のために、ここの奇 岩に羅漢像を彫ったというものです。元治元年(1864)といえば京都では禁門の変(蛤御門の変)、函館では五稜郭ができた年です。昔の大映映画「大魔神」に出てきた魔神封じの石像を思い出させるような像もありました。

 さあ鳥海ブルーラインを一気に駆け上って行きます。ワィンディングを駆け抜けて行くにつれてどんどん高度が上がり30分ほどで本日の宿、大平山荘に到着、標高1000m、16:15でした。

どえらく広い駐車場があります。
鹿公園もあってK君はこれがとても気に入ったようです。大平山荘の温泉は無色透明 無味無臭、展望の良い浴場です。駐車場からの景色は素晴らしく、左に庄内平野、右に象潟(きさかた)が見えます。田圃の中に九十九島が点在するのがはっき りと分かります。
夕日が日本海に沈む姿も綺麗、そして満月が鳥海山の山の端から昇ってきました。夢の世界みたいだ。

2年ぶりに会った旧友K君と飲む生ビールは最高に美味しかったですよ!

本日の走行距離は153kmでした。

水族館の動画はこれ

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