待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

バックアップツール

PCが起動不能に陥って回復不能な時のためにバックアップをとっておくことが必須だと思いますが実用になるか否かが問題です。WindowsXPの場合はシステムが起動しなければ回復コンソールからの操作しかありません。Windows上で稼動するソフトではリストアできないですからね。昔懐かしいMS-DOSの無愛想なプロンプトに対してコマンドを打ち込むのは面倒ですよね。
C:>DIR
なんてね。そこでCDからブートできるバックアップ・リストアツールがあれば便利なわけで、
私が使っているのはNero8に入っているBackItUP3というソフトです。DVD-R数枚にバックアップをとっておけば万が一の場合にはCDから起動してHDDにリストアすればOK。WindowsのNTFS、FAT32の他にEXT2、EXT3などのフォーマットに対応しているのでLinuxのドライブもバックアップ可能です。でも問題がないわけではなくてDVDにバックアップしたデータのベリファイでしばしばエラーが発生します。このソフトは現在BackItUp4として単体で発売されています。新バージョンでこの問題が解決したかどうかは知りません。BackItUp3でもHDDに余裕があれば方法はあります。パーティションを分けておいてバックアップ用に使用して、まずはバックアップ用のHDDにバックアップを作成します。これはベリファイエラーも発生しません。バックアップファイルは普通のDVDなら2個ずつ入るくらいのサイズに分けて作成されるので、これを後でDVDにコピーしておけば良いわけです。HDDのバックアップ領域まで壊れてしまっていても回復可能です。もうひとつ絶大な威力を発揮するのがソースネクストから発売されているAcronis Disk Director Personal です。これはHDDのパーティション操作ソフトです。UbuntuのライブCDにもパーティション変更ツールが入っていますがAcronis Disk Director Personal は更に強力です。
 バックアップとパーティション操作のソフトの他に、手間を省くために外付けのHDDがあれば便利ですよね。バックアップを取って置いて必要な時に接続してリストアすれば良いのだから。つきっきりでDVDの入れ替えをするのは実際、かなり面倒です。そういえばMS-DOSの時代はHDDの内容を数十枚のフロッピーディスクにバックアップしてました。
 さて、ノートPCにインストールした日本語Ubuntu9.04は問題なく動いております。いくつかの問題も解決済み。

1.無線LAN
2.プリントサーバ
3.日本語入力のキー定義

これらも追って報告する予定です。


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