待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2006年 道東ツーリング 1日目

2006年 道東ツーリング 平成18年8月30日(水)~9月3日(日)
 3年ぶりの函館発、道東ツーリング。地図を見て計画を立てているときはこんなに長い距離を・・と思いますが、走ってみると目前の道路を進むだけ。分岐を間違わなければ、途中の景色を楽しみながら、そのうち目的地に到着します。人生も同じ。分岐を間違えても気づいた時戻れば良いだけ。

 今回ののテーマは花旅ツーリングだったはずなんですが、気が付いてみると食欲ツーリングになってました。目玉は、静内の回転寿司、帯広の紫竹ガーデン、厚岸のコンキリエ、霧多布、根室花咲港の吉野商店、上士幌の航空公園、清水の牛とろ丼、上富良野日の出公園といったところ。

1日目 (H18/8/30 水曜日) 函館 から 様似町 親子岩ふれあいビーチキャンプ場 まで

 地図は左の絵をクリックしてください。黄色いラインが本日の行程です。初日は移動距離が長いので高速道路を使用します。

長万部からむかわ町(旧鵡川町)まで高速で
 朝の6:55、函館の自宅を出発。天気は曇りで予報は雨。出発後まもなく雨がぽつぽつ落ちてきました(泣)。無料の高速道路・函館新道を走って15分で函館を抜けます。雨は上がって曇り。函館から45kmほどの森町あたりでは青空が出て日光が降り注いできました。

 8:45、長万部町のドライブインかなやで小休憩。出発後5kmで道央自動車道長万部IC、9:00。ここからワープ開始。本当はもっと手前にも国縫ICがあるんだけど長万部町までは一般道と併走で速度も変わりない(どういう意味?)のでね。

高速走路を走行する時は別人格と入れ替わっているのであまり記憶がありません。(笑)

 10:25、苫小牧東ICから日高自動車道へ。10:35、苫東中央ICで高速道路を降りて国道235号へ。本当はもっと先に富川ICがあるのですがトイレへ行きたかったのでした。体が空冷されていて低体温状態になっているみたい。

 11:00、道の駅むかわ四季の館に到着。既に函館から294kmです。200台駐車可能な大駐車場、館内には図書室、ホテル四季の風、トレーニングジム・プールつきのスポーツプラザ、鵡川温泉四季の湯、レストランたんぽぽ、コーヒショップ四季があります。ここのトイレはウォッシュレットでした。コーヒーショップでひとやすみ。11:35、元気回復して出発。

 12:00、ホクレン日高GSで給油、道南フラッグもらいました。この先から警察のバスの後ろについてしまい法定速度で走行。警察バスは40km先の道の駅サラブレッドロード新冠駐車場へ。私は通過。

日高地方は有名な競走馬の産地、道の両側に牧場があって馬が放牧。皆きれいな姿をしています。のどかな風景、ところがこのあたりから道端に警察官が100mおきに立っているではありませんか。パトカーも沢山いて異様な雰囲気が流れています。道路には何台ものパトカーが走行し、当然一般車は全て法定速度を守ってお行儀良く走っています。

 12:40、新ひだか町(旧静内町)に入って目に入ったのが回転寿司ハッピーボーイの看板、やったー! この辺の寿司を食べてみたかったんだ。ここで昼食。生秋刀魚、ホタテ、エンガワ、炙りサーモン、マグロが美味しかった。お腹イッパイ食べて金1,554円也。
 13:00、大満足で出発。この町の市街地は結構開けていて札幌の手稲前田に町並みが似ていました。

 しばらく走ると森林公園 緑のふるさと 温泉の森があります。なんて長い名前でしょう。ここに無料キャンプ場があって、当初ここで幕営の予定でした。ところがずらりと並ぶ熊出没注意の立て札。しかもキャンプ場らしい場所が見当たりません。やめたー!通過いたしマース。後で調べたら6月19日にこの近くで山菜採りの男性がヒグマに襲われて死亡するという事件が発生しております。遺体が川を流れて海岸で発見されたニュースを思い出しました。その熊は駆除されてないようです。次候補は様似町のアポイ山麓ファミリーパーク・親子岩ふれ愛ビーチ キャンプ場。これも長い名前だね。

 キャンプ場の前にまずは温泉、新ひだか町の旧三石町地区には道の駅みついしがあってオートキャンプ場もあります。でもここは値段が高くて赤貧ライダーの私にはとてもとても・・・(笑)。しかもここの駐車場には警察車両の大軍団が集結しているではありませんか!

一般車両が入れないようにブロックしている雰囲気。なんじゃこりゃー? そして入ろうと思った三石温泉の駐車場にも若い警官が立っていて、

「今、警察では交通規制の訓練を行っています。温泉は営業していません。」

だとさ。その上、私の行き先を聞いて、先へ進むのは構わないけど道の駅方向へ戻ることは許可できないとおっしゃる。温泉はあきらめて先へ進むと、対向車線の車は全て止められていました。これが交通規制の訓練? 明らかに何かの厳戒態勢でしょーが!(後日追記 この国のとある位の高い高いお方がおいでになるからその訓練だったことが判明)

 浦河町にさしかかると雨が降り出す始末。レインウエア装着して様似町を目指します。

 14:30、遂に様似町 親子岩ふれ愛ビーチ キャンプ場到着。函館から405km。なんとそこの駐車場にもパトカーが・・・

どうやら道路わきに立っている警官の乗って来た車両を置いているだけのようです。

 天気が悪いので暗かったけど時間を見ると予想外に早く到着しました。「交通規制の訓練」と悪天候がなければ、もっと先まで行けてますよ。海水浴場ですが平日の上に雨降りですから誰もいません。さて、キャンプ場のセンターハウスへ申し込みにいくと、夕方に係りが料金徴収に来るとのこと。フリーサイトのみで600円です。センターハウスにはコインロッカー付き更衣室、無料温水シャワー、トイレがあって午後5時まで使用可。サイト側にはきれいな水洗トイレと洗い場、分別ごみステーションがあります。温水シャワーは誰も使ってなかったので最初は冷たい水が出てきて閉口しましたが、しばらく出し続けていると温かくなってきました。

テント設営してのんびり休憩しましょう。今回新調した小川キャンバルのテント、前室が大きいのが最大の特徴だけど出入りは後ろからの方が楽。荷物を前室に置くことができるため本体部分はゆったり広々と使えて気持ち良いです。夕方にはカップルのキャンパーが自動車でやってきました。
夕焼けも出ています。明日は帯広、釧路、厚岸、晴れると良いな。本日の走行距離は405km。

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