待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

函館山 千畳敷が原生花園状態でした

 今回のアプローチは路面電車で。函館の交通系icカード・イカスニモカを買ったので降りる時に小銭を用意する心配がありません。谷地頭電停で降りて七曲コース登山口まで登っていきます。目印は懐石料理の煌(きら)です。
店の向かい側に登山口への入り口があります。ここを登って行くと5分ほどで舗装道路に出て右側に七曲コース登山口が見えます。

 登山口までの道に咲いていた名を知らない植物です。

 登山口から七曲コースを登って行くと期待していたヤマシャクヤクの実が・・まだ前回からそれほど変わっていませんでした。熟すと赤い怪獣みたいな姿になります。

 途中の休憩ベンチ付近でクルマバツクバネソウ。

 ヤマアジサイが歓迎してくれました。

 これはクルマユリ。
葉はヤブレガサに似てます。
「てめえら人間じゃねぇ、たたっ斬ってやる。」
という台詞の出て来る時代劇を思い出す人は私と同年代ですね。

 シラネアオイの実。


 これはフキバッタ。


 マイヅルソウの赤い実。
という具合に花や虫を見て歩いているうちに千畳敷に着いてしまいました。

 千畳敷の要塞跡に行ってみるとウツボグサが一面に咲いて大歓迎。名前に似合わぬ美しさです。

 ナワシロイチゴもあちこちに咲いていました。

 まだ花の咲かない時に教えていただいたツレサギソウ。

 同じ時に教えていただいたサルトリイバラ。

  これはミヤコグサ。

 オカトラノオ。



エゾカワラナデシコ。


もう原生花園状態でした。


 旧登山道方向へ緩やかな下りを進んでいくとエゾフウロにコチャバネセセリが。

 クサフジ。




マルバヒメアザミとセセリチョウ。

 ヤマブキショウマ。

 汐見山コース出口の休憩場所にあったヘビイチゴ。


 白くなったマタタビの葉。実はここで左に山頂方向への分岐があるのですが写真取るのに夢中ですっかり忘れてそのまま旧登山道を降りて行きました。

 エンレイソウの実。

 コウライテンナンショウの実、これから真っ赤になります。

 薬師山コース入口まで降りて間違いに気づいて引き返して山頂方向つつじ山駐車場へ。薬師山コースを登っても良かったんだけど舗装道路をしばらく歩くのが嫌で引き返しました。

 さあ、観音コースを下山です。路面電車で来てるのでどの方向へ降りるのも自由なのが良いですね。

 ヤマキマダラヒカゲ。


観音コースから見上げる青空。

 エゾニワトコの赤い実。

 筍じゃないよ。トクサです。
観音コースを降りていくと墓場へ出ます。三十三観音を追いかけていくと称名寺、追いかけないで三十番あたりで右へ降りると実行寺(じつぎょうじ)へ出ます。
寺の境内を抜けると弥生町。
坂を下って路面電車の函館どつく前電停へ。
 途中の道端に咲いていたスイセンノウ。


 ラベンダー、とても綺麗。
という具合で距離6.6km、山行の消費カロリーは1243Kcalでした。

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