咸臨丸その後

今日の龍馬伝で龍馬を感動させた幕府の船・咸臨丸ですが、今はどうしてるかご存じでしょうか？
実は函館から車で45分ほどの距離にある町・木古内町の沖で静かに眠っています。
　オランダで建造され、勝海舟、ジョン万次郎らを乗せてアメリカに渡った幕府の船でしたが、戊辰戦争の時、榎本武揚ひきいる旧幕府軍の艦隊の一隻として函館に渡り、明治新政府軍が勝利したため新政府の管轄となりました。その後、北海道開拓使の輸送船として使用されましたが1871年に暴風雨のため木古内のサラキ岬沖で沈没しました。今は公園もできて5月初旬にはチューリップの花が咲き乱れます。