待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2004年 7月26日(月)道北・道央ツーリング 4日目

2004年 道北・道央ツーリング 紋別・稚内・富良野・積丹・ニセコ・函館 
平成16年7月23日(金)~7月28日(水)

4日目 稚内から富良野まで 
7月26日(月)



道道121号で幌延まで
 空は曇ってますが雨は降っていません。今日は富良野行き、道道121号で宗谷の大牧草地をみながら南下する予定です。天気予報は雨です。

大規模牧草地
 バイクステーション稚内は国道のすぐ前にあるのですが騒音はなくて、よく眠れました。福島県からCBR1100XXでツーリング中のライダーが隣の部屋でした。今日は宗谷岬を見てから富良野を通って苫小牧からフェリーでお帰りとのこと。
 7:10に出発。まずは国道238号で西にある声問(こえとい)まで行ってコンビニのおにぎりを買って戻ります。BS稚内から右に入り、道道121号を走ります。左側には稚内空港が見えています。他の車はほとんど走っていません。やがて景色は牧草地の中を走り抜けるという北海道らしいながめになりました。
ふと気が付くとオドメーターが1万kmを突破しているではありませんか。去年中古で購入したときは2000km弱でした。
 7:50に大規模牧草地で道端にバイクを止めて朝食のおにぎりを出します。エンジンを切ると風の音とウグイスの啼く声、のどかだー! 10分で朝食終了。ひたすら走り続けましょう。幌延町で国道40号に入り、中川町、音威子府村を通り抜けて行きます。




 名寄-士別-旭川-士別?-旭川?
道の駅びふか
 9:25に道の駅びふか到着。写真左に見える灰色の建物の2Fはレストラン・あうる。インド人のコック直伝のカレーが評判です。でも食事は済んでるし・・・すぐに出発。
 名寄に入ると直ぐに名寄バイパス入口。名寄市内に用事がなければバイパスを通った方が良いに決まってます。しかも無料。なるほど、あっと言う間に市街地を抜けて風連町へ。
 10:10、風連のホクレンGSで給油。10:35、士別の大型店舗ホーマックで携帯電話に緊急充電するツールを購入。説明書を見ると、
「ご使用前に本機を充電してください。」と書いてある。何のっこっちゃ? 充電出来ないから買ったんだけどね。よく読むと充電式の補助バッテリーのようなコンセプトらしい。旅行の時、これに充電して持っていくと何回も使えると言うことらしい。つまり今は役に立たないわけです。それにしても暑い・・・この暑さが後でやっかいなことを・・・
 11:00、士別剣淵インターから道央自動車道に入ります。旭川北インターが近づく頃、遂に雨が降り始めました。灰色のアスファルト路面が黒く染まっていきます。高速道路上で雨具を出すわけには行きません。ずぶ濡れになる前に速度を上げてインターから出ましょう。
 11:45、旭川北インター料金所。カードで支払おうとすると・・ありません。とりあえず現金で支払って、一般道の路肩に停車してカード入れを探します・・・
・・ない! 高速道路の管理事務所へ行って問い合わせましたが、料金所や発券所には落ちてないとのこと。カードは士別のホーマック駐車場で最後に見ています。しかたがない。雨の中、士別まで高速を逆戻り。ダメもとで士別ホーマックに行ってみると、ありました。レジ付近で落ちていたのをお客さんが拾って届けてくれていたのです。よかったー!!!! 何度もお礼を言って店を出ると再び高速に入って旭川北インターへ。13:00になっていました。1時間15分のロスタイム。いつの間にか雨は上がって日が差してきました。

そして美瑛・富良野
旭川では道道37号で東神楽を目指します。旭川空港が見えてくればもうすぐ美瑛。国道237号に入って道なりに行くと美瑛・富良野です。

 13:45、美瑛町のごまそば屋鶴き(きは七が3つ)で昼食。右隣は有名なラーメン店山頭火です。入口にある風鈴の音がとてもきれい。昼のメニューはかにそば。1030円也。そばにこしがあって、とても美味しいです。エアコンが効いていて涼しいよ。ここのトイレはウオッシュレットでした。
 店を出て美瑛の丘を見に横道へ。セブンスターの木がありました。観光ガイドブックに名前の出ている木の周りは路上駐車の列、もういやなので富良野へ向かうと、やっぱり車の行列です。渋滞と言うほどではありませんが・・・昨日・一昨日とラベンダー祭りで明後日からへそ祭り。祭りの合間をねらったのですがそれでも人が集まっています。
 15:05、美瑛市街から20分ほどで上富良野町の日の出公園キャンプ場に到着。
 ラベンダーを初めとして色々な花が咲いてきれいです。今は中富良野のファーム富田が有名ですが、
富良野のラベンダー発祥の地は上富良野だそうです。キャンプ場のフリーテントサイトは500円、ラベンダーの丘の裏側です。

二輪専用駐車場もあります。センターハウスには24時間使えるコインランドリーとシャワーがあります。テントを設営して丘に登ってみましょう。ライトアップされていて夜間もきれいなんですよ。






北の国から
 身軽になって、北の国からの麓郷(ろくごう)へ。出発は17:20。混雑を避けて閉まるギリギリをねらいました。斜線道路を通ってからハートヒルパーク、八幡丘経由で走ります。途中で、悪夢のような砂利ダート(1km)に突入、もう、行くっきゃないでしょう。
 ダートを抜けて少し行くと右側に見覚えのある小学校の校舎が・・・純と蛍の通っていた中の澤分校です。今は廃校になって地元の集会場になっているらしい。
 17:55、拾って来た家に到着。駐車場が砂利だよ。入場料は200円。
時間が遅いので、あまり人がいません。ラッキー! 
北の国から2002遺言で一緒になった純と結の家も建造中でした。
 更に上に行くと麓郷の森。無料です。ドラマでは焼失した丸太小屋がみられます。
 麓郷から富良野市へ向けて、ずーっと下って行くと左に布部駅があります。全てはここから、黒板五郎が純と蛍を連れて、この駅に降り立つシーンから始まりました。
「北の国 此処に始る」倉本 聡 直筆の看板だそうです。

 麓郷から上富良野へ戻る途中で夕食と考えていたのですが午後7時を過ぎていて店が開いてません。しかたがないので美瑛の山頭火へ行きました。醤油ラーメン。750円也。味噌仕立ての醤油味ですよ。かなり旨いです。
キャンプ場に戻ったのは午後9時近くでした。戻ってくる途中で南の空に稲光が見えてました。キャンプ場では神戸からドラッグスターで来ているライダーと話をして10:00頃にテントに入りました。と、まもなく激しい雷雨に。でも疲れているので眠ってしまいました。本日の走行距離は497km。

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