待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2004年 7月24日(土)道北・道央ツーリング 2日目

2004年 道北・道央ツーリング 紋別・稚内・富良野・積丹・ニセコ・函館 
平成16年7月23日(金)~7月28日(水)

(1日目は仕事で厚沢部町まで来ていただけなので省略)

2日目 7月24日(土)厚沢部町から西興部まで
 


 

支笏湖経由で千歳まで
 朝から温泉に浸かって朝食をいただき出発です。高曇りですが既に気温は高いです。厚沢部町出発が8:40。
俄虫温泉を出て左折、道道67号を進むこと40km、9:40に噴火湾(内浦湾)の落部(おとしべ)へ抜けます。他の車がほとんどいない山間部のワインディングルートです。落部から国道5号を西へ、ここから八雲までは車が多いです。今日はペースがさほど悪くありませんよ。
9:25に八雲町を通過、八雲町を過ぎるとハイペースになります。
10:00に長万部町(おしゃまんべ)、国道5号と国道37号の分岐を通過。国道37号を進み、10:55に伊達町で左折、道道453号に入ります。この道の途中、分岐点があって右折すると昭和新山へ向かうのですが、分岐点をそのまま直進すると昭和新山が左手に見えてきます。ヘンですね。高速道路のジャンクションみたいになってるのかな?
 これから千歳へ向かうのですが、大滝村から山間ルート美笛峠、支笏湖を抜けて千歳のインターまではホクレンのGS(フラッグくれるでしょ)がありません。高速道路でガス欠は困りますから壮瞥町(そうべつ)のホクレンGSで給油。

 11:43に道の駅フォーレスト276大滝村到着。(2020年現在は閉鎖)
ここで昼食。メニューはきのこ天丼 650円。今日のは盛りが多いんだけど塩味が濃いぞ。この道の駅、私の中ではベスト3に入ってます。ちなみに第1位は道の駅黒松内。
 ライダーも沢山いました。ここで面白いライダーの習性について・・・大きな駐車場でバイクの置き場が特に指定されていない場合、1台でも置くとすぐに周辺がバイクだらけになります。ここで帯広ナンバーのV-MAXに乗ったライダーが話しかけてくれました。これから島牧まで向かうとのこと。
 食事を終えて1億円のトイレで用を済ませ、12:25に出発、絶景の美笛峠に入ります。峠を越えると支笏湖畔ですが、林のバリアーで全く見えません。不思議な景観で知られる苔の洞門は昨年まで入れませんでしたが、駐車場に車が沢山いたので今年から再び入れるようになったのかも?

道央自動車道に入る
 13:20、千歳インターから道央自動車道に入ります。ワープ開始!風圧との戦いが始まります。ここでウィンドスルージャケットと高速道路についてのお話。
夏は暑いので日帰りならばメッシュジャケットの方が良いのですが、ロングツーリングでは雨が降って寒い日もあるのでジッパーの開閉によってある程度空気の流通量を変えて温度調節をするウィンドスルージャケットを着ます。さて、暑い夏に高速道路でウィンドスルージャケットの空気流入口を開いておくと風をはらんでジャケットがパラシュートのように抵抗を生みます。困るのはジャケット自体のばたつきと首の部分が後方へ引かれることです。長時間だと苦しくなってきます。
と言うわけで、高速道路に入る前に空気流入口のジッパーは閉じておくことにします。
25分ほどで札幌ジャンクション。左へそれてから大きく弧を描いて右に回っていきます。目指すは旭川、そして剣淵インターです。岩見沢が近くなってきた頃、前を走っている車が一斉に道を譲ってくれます。どうもご親切に・・・じゃないのだ! オービスが待ってるんだよ! 減速開始。間に合った!

 14:05から25分間、岩見沢サービスエリアで休憩。とにかく暑いです。隣町の三笠では化石なんかが出てきます。北海道は白亜紀の初め頃には、東と西に分かれていてこのあたりが海底だったから、アンモナイトやウミトカゲの化石が出てきます。サービスエリアには大きなアンモナイトがありました。
旭川を通過する頃には路面からの照り返しと空気自体の蒸し暑さで風呂場にいるような気分です。
 15:50 士別剣淵インター到着。高速道路を約200km走りました。現時点での道央自動車道の北側終点です。ここから国道40号を北上。燃料残量警告が4本とも点滅しています。

剣淵インターから西興部まで
 16:10、士別市に入り、ホクレン士別GSで給油。道北の青フラッグをもらいました。高速道路走行でも燃費はあまり落ちないようです。
名寄で右折、国道239号に入って興部(おこっぺ)を目指します。林の中をゆるやかに曲がった道が続いています。快適な走行ですよ。車がほとんどいない。でもセンターラインの上にヘビがいました。


 17:15、道の駅にしおこっぺ花夢(かむ)に到着。名前の通りで一面に花がきれいに咲いている山吹色のメルヘンチックな建物が夕日に染まっています。
 ここには機械仕掛けのからくりオルガンがあって00分と30分にかわいい妖精がすてきな演奏を聴かせてくれます。曲は「おじいさんの時計」でした。すばらしい。通常は16:30で最終演奏になるのですが、夏の間は18:00までやっているそうです。このからくりオルガンを制作した 谷目 基さん は函館在住です。制作した当時は厚沢部町に住んでらっしゃいました。


 道の駅にしおこっぺ花夢を出て15分で本日のキャンプ地、西興部森林公園キャンプ場へ到着(18:00)。このキャンプ場は町の中にあって、国道を挟んで向かい側にはホテル森夢(りむ)があります。キャンプ場はセンターハウスの利用者名簿に記載するだけで無料。


 テントを設営してからホテル森夢で夕食と入浴。今夜のメニューは新村長のカレー(850円)。ちょっぴり酸味のきいた辛めのハヤシ風カレーです。ドレッシングはりんご果汁入りかな?
温泉は、ヘアとボディのシャンプー、ドライヤー、くし、整髪料備え付けでした。浴槽に付いている温度表示は当てにならない感じ。温泉そのものは良い湯です。
本日の走行距離は買い物などを入れると 518.1kmでした。

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