はくちょう座の星と星雲 2026/7/3(金)

 七夕が近づいてきましたが天気が期待できそうもないので星が見える今夜のうちに機材を運び出して天体撮影です。
 七夕というとこと座のベガ・織姫星とわし座のアルタイル・彦星ですがその間に天の川があって会えないのですね。年に一度だけ群れ飛ぶカササギが橋をかけてくれて逢うことが叶うのが七夕。
ベガとアルタイルの間の天の川の中で二人に頭を向けているのがはくちょう座。
はくちょう座のお尻・デネブ、ベガ、アルタイルが夏の大三角形を形作ります。

 今夜の機材は以下の通り
  • 赤道儀 AZ-GTi 赤道儀モード
  • 鏡筒 SVBONY SV503 70 ED
  • カメラ PlayerOne Uranus-C Pro
  • DBPフィルター SVBONY  SV220ー3nm HαーOIII
  • 補助レンズ Astrostreet フォーカルレデューサーGSO 0.5X
 撮影手順を備忘録として書いておきます。
まずは三脚の水平調整、そして極軸合わせ、私はZWO Seestar S30 Proを使います。極軸合わせが済んだらSeestarを外して赤道儀化したSkyWatcher  AZ-GTiに載せ替えます。
鏡筒とプラネタリーカメラ(レデューサー装着・フィルターはまだ)を取り付けてPCと接続、Synscan Pro を起動してAZ-GTiと接続、デュアルエンコーダーをONにしてからベガを導入、SharpCapを起動するけど、この時点では星はまるで見えません。だってピント全然合ってませんから・・フォーカスの粗動ダイヤルを回すと滲んだ星が見えてきました。小さい星が見える程度まで微動ダイヤルで調整、ここで一度SharpCapのカメラ接続を切断してからSynscan ProのSynMatrix AutoAlignを使って自動アライメント、自動アライメントは撮影とプレートソルビングしながら次々とアライメントデータを取得して行きます。いくつか済んだら延々と続けるアライメント作業をアボート。途中でアボートしてもアライメントデータは取得されているので大丈夫。
そしてベガを導入してからカメラを取り外してフィルターを取り付けてバーティノフマスク使ってピントをしっかり合わせます。
それからユーティリティーの極軸調整を行って極軸を更に正確に合わせます。
これで撮影準備完了。


 まずははくちょう座のサドル。周辺は電離した水素が再結合するときにHα線を放つHII領域で近赤外線の写るカメラには真っ赤に見えます。
詳細は以下に
  • 撮影日時 2026/7/3 21:44
  • 外気温 16.3℃
  • センサー温度 -10℃
  • フラット補正 なし
  • ダーク補正 Hot & Cold Pixel Removal Only
  • アナログゲイン 450
  • オフセット 3
  • 5秒 x 108フレーム 総露光 9分
  • トリミング あり

 続いて先日はSeestar S30 Pro で撮影したはくちょう座の網状星雲 東 NGC6992-5 caldwell33 今度はスマートじゃない望遠鏡で。手間はかかるけどやっぱりきれいです。
詳細は以下に
  • 撮影日時 2026/7/3 22:16
  • 外気温 16.3℃
  • センサー温度 -10℃
  • フラット補正 なし
  • ダーク補正 Hot & Cold Pixel Removal Only
  • アナログゲイン 450
  • オフセット 3
  • 5秒 x 264フレーム 総露光 22分
  • トリミング あり
22分間スタックしましたが雲がかかって途中で終了。もっと長く露光したかった・・
今日はスマート望遠鏡は極軸合わせのみに使用して撮影には使いませんでした。




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