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具体的にはストックを突く瞬間、反対側の肩も前に出てきて胸はフォールラインを向いています。捻られた体幹が捻り戻し運動をするには上と下がそれぞれ逆に動くか、下は動かず上だけ動くか、上は動かず下だけ動くかの3パターンがありますが、ここで必要なのは上(胸の向き)は変わらずに下(腰の向き)が変ることです。そのためには上(胸の向き)を固定しなくてはなりませんが、ストックがアンカーの働きをするわけです。ストックを突いたらスキーを向けたい方向へ腰を回す要領です。
次にスキーを素早く回して溝に滑り込んですぐにずらしのブレーキをかけるにはトップから接雪させる必要がありますが、いわゆる先落しが効いてくるわけです。このためには切り替えの瞬間に股関節を伸展(腰が前に動く)させながら両膝を少し曲げて足を後ろに引きます。
溝に入ってターンするときには脚を伸ばして溝の底に着地します。すぐにコブの受ける部分(登りになる)になりますが、ここでは脚を緩めます(いわゆる吸収)。
それから、ずらしてスキーを回す運動ですが、トップを支点にテールを振ってずらすのはウェーデルンの要領ですが、板全体をずらすようにしながらトップ部分を強めに斜面に押し当てるとトップ部分のズレに対するブレーキが強くなって次第にテール部分が外へ回ります。このずらし方の方がコブの中では役に立つみたいです。
練習方法ですが、
1.右ターン部分だけ1ターン停止で
2.左ターンだけ1ターン停止で
3.左右のターン1ターンずつで停止
4.連続ターン練習
と進めると怖くないです。
そんなところかな。次の冬まで忘れないように書いておきました。
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