アンヌプリ登山レポ

　ツーレポならぬ山行レポ。 11:45、ゴンドラ山頂駅で入山届けを提出、千ｍ台地展望台横の登山口から出発です。既にかなり寒いのでスキー用のニット帽をかぶって行きます。

　1.3km、標高差300mの楽々ハイキング・・・♪と思っていましたが背丈より高い笹の中を進む急勾配の岩ごつごつルートが右・左へ、意外と手強いで す。ハイキングポールが役に立ちます。ザックに取り付けた熊よけの鐘がチリンチリーン。心臓の鼓動が聞こえ、息が弾みます。景色が見えるのは立ち止まって 振り返ったときだけ。

　最高所の第4リフト降り場でお弁当。ここがコースの中間地点です。

　洞爺湖と有珠山、そしてはるか遠く噴火湾を挟んで対岸の北海道駒ヶ岳が見えています。 空気が澄んでいる日だけ見える景色です。聞こえるのは風の音だけ・・昼食を含めて15分の休憩、それ以上いると寒くなりそうです。

 

　まだまだ急 勾配の道が続きます。右手には初冠雪を迎えた羊蹄山。下界からはSLニセコ号の元気な汽笛が聞こえてきました。いつのまにか道の周りはハイマツです。山頂 まで300mの標識、尾根線に出ました。ここからは緩やかで楽々、でも横風がすごい。しかもガスってます。

　左下に五色温泉が・・・意外と近くに見えていま す。ここからのルートがメジャー。

　あら、突然開けた場所に出たと思ったら山頂でした。雲がかかっていて景色は見えないよ、残念！　山頂標識のむこうに避難 小屋があります。12:50、食事の休憩を除けば正味50分の行程でした。人は思ったよりも少なくて避難小屋に5～6人、すれ違ったのは3～4人でした。 寒いだけで紅葉もしていない時期だからでしょう。