たった640光年の距離での超新星爆発

NＨＫのコズミック　フロント「爆発直前！？赤い巨星ベテルギウス」を見て驚きました。
たった640光年の距離にあるオリオン座のべテルギウスの超新星爆発が近い将来観測されるかもしれないとのこと。しかもその数時間前に到来するニュートリノをスーパーカミオカンデで検知できるんだって。640光年だから仮に明日観測されたとしても実際に爆発したのは640年前ということになるわけで。もうとっくの昔に起こっていることかもしれないというのが面白いところです。観測されるときには太陽が二つになったよう見えてそれが数か月間続くらしい。

　天文学で近い将来なんて言っても大抵は数千年先の話だったりするわけで、それがほんとに数年以内に見られるかもしれないというのは驚きです。なにせそんな至近距離での超新星爆発は10万年に1回だとのこと。メシアに会えるくらい稀有なことなわけです。