待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

2006年 積丹うに丼キャンプツーリング

 2006年 積丹うに丼ツーリング 平成17年6月24日(土)~25日(日)

1日目 (H18年6月24日 土曜日) 函館 から 岩内町オートキャンプ場マリンビュー まで


青のラインが本日の行程です。



乙部町元和台まで

 朝の8:35、函館の自宅を出発。天気は曇り、心地よい気温、予報では晴れると・・・・。かなり遠回りだけど交通量の極めて少ない裏道(クリックでマップ)を通って乙部町鳥山で国道229に。裏道のほぼ全行程をノンストップの独走状態で快適そのものでした。国道を走ること5分ほど、10:15に道の駅ルート229元和台、うっすらと雲間から日が差していてハマナスが咲いていました。函館から100km、裏道を走らなければ80kmくらいの距離ですが、交通量の違いから所要時間は同じくらいです。バイクを止めると自転車に荷物を積んでツーリング中の60代半ばくらいに見える男性が走ってきました。声をかけてみると東京から来ているとのこと。既に知床も回って今日は東大沼キャンプ場へ向かうそうです。驚くべきお達者ぶりです。どうぞお元気で。話し込んでしまったので20分間の休憩でした。

せたな三本杉海水浴場まで
 元和台を出10分ほど走るとながーい豊浜トンネルを抜けて八雲町熊石地区へ。町境の長いトンネルを抜けると霧雨だった。霧雨はやがて雨に・・・もう駄目! バイクを止めてレインジャケットを取り出しました。天気予報では晴れだったのに!

 雨はやがて止みましたが寒いのでレインジャケットを着たまま走り続けること約1時間、風の谷のナウシカに出てくる巨神兵のような風力発電の羽根が幾重にもゆっくりと回転している姿が印象的なせたな町へ。 

 山頂に円筒形の建物(展望台)が見える立象山の岩肌を右手に見上げて短いトンネルを抜けるとすぐ左に三本杉海水浴場の駐車場、到着は11:40。乙部町元和台から68kmでした。ドライブインわっかけ があります。まださむーい海水浴場にはウィンドサーフィンを練習している人の姿がありました。
さあ、ここで早くも生うに丼を食べるのであります。金1,980円也。少しだけ食べたい人向けに小うに丼もありました。そっちは1,200円。せたな町も檜山地区では有名なウニの産地です。今までここに来て食べたことがなかったことを悔やむほど美味しかったです。ほとんどムラサキウニでしたがほんの少し赤いバフンウニも入ってました。名前は下品ですが高級品なんですよ。食事と休憩で45分、12:25出発。

そして岩内へ
 せたな町から岩内町までは島牧村、寿都町と海岸沿いに奇岩が並ぶ不思議な景観。交通量は少なくて快適です。

岩内町の入り口あたりにある雷電トンネル、ながいトンネルなんですが、入り口手前から上を見ると見事な崖で頂上は雲の中でした。

町境の長いトンネルを・・・しつこいっちゅーの!

 岩内町に入ってすぐのホクレンGSで給油。ここまでの燃費は21.6km/L。

 14:15、岩内町たら丸市場に到着。岩内町は国道66号パノラマラインでニセコ町と結ばれているせいかライダーが大挙してやって来ます。岩内町の特産物は何と言ってもたら子です。当初はここでたら子丼を食べるつもりでした。たら子丼は次回ね。そして本日の最終目的地はオートキャンプ場マリンビューです。

オートキャンプ場マリンビュー

 道の駅いわないから少し寿都側へ戻って海と反対の方向へ向かうと正面の山にコテージが並んで見えます、これがマリンビュー。たら丸市場から約8kmです。案内標識がしっかりついているので迷うことはないと思います。逆に帰りの道がわかるように覚えておいた方が良いでしょう。

 14:30、マリンビューのセンターハウスに到着。函館から288kmでした。センターハウスで受付、入場料1,000円+フリーサイト料1,000円の計2,000円、分別ごみの袋を束でくれます。色分けされていますが何色が何のごみ用か覚えるのが大変。連泊の場合でも入場料は1,000円だけだそうです。センターハウスには無料のシャワー室と有料のコインランドリー、売店、自販機、トイレがあります。キャンプ場のすぐ下に温泉が5軒もあります。

 サイトの入り口にはカーゲートがあって入るときにはカードを入れて、出るときには近づくと自動で開きます。但し、入るときはカードを入れてバーが上がったら、バイクだと閉まるタイミングが早いので素早く通過しなくてはなりません。更に出るときはバイクをゲートの正面中央に入れないと開かないことがあるようです。

 ゲートを抜けて坂道を降りていくとT字路にぶつかって右は下側、左は上側のサイトにつながっています。フリーサイトは左の上側。見晴らしの良いところですよ。フリーサイト用の駐車場は5台ずつ2箇所の計10台分だけ。サイトのすぐ横なのでオートサイトと大差ありません。ちなみにオートサイトは電源つきが3,000円、電源なしが2,500円です。もちろん入場料も取られます。私の個人的意見ではフリーサイトは500円位にして欲しいな。

 テント設営が済んだら風呂道具だけ積んで下の温泉へ、私が行ったのは国民年金健康保養センターグリーンパークいわない。バイクで5分ほどの距離です。入湯料は500円、脱衣所の入り口前にロッカーがあります。100円ですが使用後は戻ります。脱衣所には無料のヘアドライヤー、浴室にはボディシャンプー、シャンプーが設置されています。温泉は高温と中温にジェットバス、露天風呂があって、温度は高くはないです。泉質は色も香りも味も昆布茶そっくり。いい湯でありましたよ。

 キャンプ場の利用者でライダーは私だけ。フリーサイトも家族連れで夜には周囲すべてがバーベキュー。私一人がコッヘルでご飯を炊いてインスタントラーメンと缶詰という赤貧メニュー。これはワビシイでっせー! でもこの日は焼肉が焼ける頃に雨になりました。夕焼けと夜景が売りとのことで来たんですけど殆ど見えませんでした。これなら倶知安の旭ヶ丘キャンプ場(無料)にすれば良かった。
 本日の走行距離は温泉往復も入れて293kmでした。

2日目 (H18年6月25日 日曜日) 岩内町オートキャンプ場マリンビュー から 積丹、倶知安経由 函館 まで

最初の地図で赤のラインが本日の行程です。
キャンプ場の朝

 鶯の啼く声で気持ちよく目覚め、テントから這い出る。昨夜は雨でオートキャンプ場マリンビュー自慢の夜景も見られなかったのでした。今朝はいくぶん晴れていて岩内港の向こうに泊村の原発が見えています。朝食は積丹のうに丼(なぎさ食堂は早朝から開いているらしい)ですから早速撤収開始。パッキングを済ませハードケースを装着してバイクに跨る。駐車場からの道が傾斜しているので危なく立ちゴケするところをど根性で回避。7:30、冷や汗を拭きふき発進。前進微速。とりかじいっぱーい!。

 サイトからセンターハウスは下に見えているのでどんどん降りていったら道が違った! T字路を上です。カーゲートに近づけどゲートが開きません。受付時には「バイクだと開かないことがあるのでその時は左側が開いてますから、そこを通ってください。」と言われていましたが、サイドケース装着のバイクが通れるほど開いてはいません。困ったなとバイクを押して後方中央寄りへ少し戻すと開きました。ゲート横のごみステーションに黒、赤、、透明、青、黄のごみ袋を入れてから出発。

神威岬

 泊村を過ぎて神恵内村へ。ここは平成16年の台風18号で大森大橋が落橋し3ヶ月間通行不能に陥った場所です。今は通行できますが海岸沿いの崖を縫うように国道が作られていて大変な工事だったことがしのばれます。海岸沿いの小半径ワインディングロードが続きます。やがて特徴的な神威岬が前方に見えてきました。あれを越えるとあと少しです。

 神威岬から積丹岬までの間には有名なうに丼店が並びます。うしお食堂、みさき食堂、そしてなぎさ食堂。

なぎさ食堂

 8:30、なぎさ食堂は来岸トンネルを抜けてすぐのところにありました。岩内から61km。道路を挟んで向かい側に砂利びきの小さな駐車場があります。帰りのことを考えるとバックで入れておいた方が良さそうです。なぜかここは青空が広がっています。

 メニューはうに丼のみ。金2,000円也。大盛りは3,000円でうにだけ大盛りと、うに・ご飯大盛りが選べます。うにの種類はムラサキウニで、赤色のバフンウニは前日に予約が必要とのこと。美味しいけどとても高いので、お店の人はムラサキウニでうに大盛りの方がオススメと言ってました。

今年の積丹はうに漁解禁が6月15日だったとのこと。営業は8月いっぱいまで。今日は朝6時にライダーが来たそうです。

 早速生うに丼の普通盛りを注文、作っているのが右上の写真です。お料理番組みたいですね。

まずは醤油をかけないで食べてみる。ほんのり自然の塩味と、うに本来の甘みが炊きたてのご飯と奏でるハーモニー・・・・・ 後半はわさび醤油できりりと締める。あぁシアワセ!

帰りは倶知安・ニセコ経由で
 ごちそうさま!と店を出て、来た道を引き返します。こちらはずっと曇っているようです。泊村で国道229号から道道269号で共和町まで行き国道276号に入ります。左へ向かうと4kmほどで国道5号に合流、右折で倶知安町へ。この間ずーっとKサツのバスに先導されて法定速度遵守の模範走行でした。そしてニセコ町、蘭越町を通過。

 10:55、道の駅くろまつないに到着。ハーレーでマスツーリングしている人たちと遭遇。やっと晴れてきました。尻が痛いので15分間休憩。別にぢ主ではありませんけどね。

 11:40、長万部町のドライブインかに市場到着。暖かな日差しです。また15分間休憩。八雲町、森町を過ぎて七飯町から高速自動車道に入って函館市内までひた走り。この自動車道は暫定無料供与中だったのが最近、ある事情で今後もずっと無料供与に決まったそうです。

 13:45、函館の自宅に到着。325km、ツーリング全体で618kmでした。今回も帰りは手抜きのレポになっております、はい。

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