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2005年 東北ツーリング 平成17年8月3日(水)~8月7日(日)
1日目 (H17/8/3 水曜日) 函館 から 青森県深浦町民の森キャンプ場 まで
地図は左の絵をクリックしてください。赤いラインが1日目の行程です。函館から青森までは東日本フェリーで3時間40分です。
東日本フェリーで青森まで
朝の8:00、函館の自宅を出発。天気は雨上がりの曇りで気温24.5℃、蒸し暑いです。ジャケットはメッシュではないウィンドスルータイプを着用、北海道ならば雨が降ると寒い日があるので東北も同様だろうと考えての選択。実は後でこれが大間違いだったことが判明します。出発して間もなく雨がぱらついてきました。
8:20、東日本フェリー(後日追記2020年現在は津軽海峡フェリー)のターミナル到着、車検証を持って書類に記入して乗船手続きの窓口へ。
旅客運賃1,850円、バイク(125cc超750cc未満)2,240円の計4,090円です。乗船券を往復で買うと帰りの運賃は180円安くなります
船は「ばにあ」(後日追記 2020年10月現在は退役しています)9:15、バイクから乗船開始、20台くらいかな。ギアは1速に入れたままにしておくこと。固定は係りの人がやってくれます。車両甲板から階段を2フロア上がって2等船室へ。乗船率は7~8割といったところ。ごろ寝のカーペット広間に陣取るとエアコンが効いていて涼しいです。到着は13:20の予定、朝の夢の続きでも見ましょうか。
昼近くになってお腹が空いてきたのでレストランへ行くと、何故か既に閉店、しかたがないので自販機でカップラーメンを買って簡単な食事。進行方向左手の窓の外には下北半島の山々が見えていました。
13:25、自動車に続いてバイクの下船開始。降りてビックリ! どしゃ降りだよーっ!! 駐車場でレインウエアを着用。気温は27℃です。トリップメーターはたった5.3km。なのに、ここはもう青森なんだ。出発は13:35。
鯵ヶ沢のイカ焼き
フェリーターミナルから出て陸橋を渡るとすぐに国道7号、右折して雨の中を進みます。14:05、フェリーターミナルから23km、大釈迦で右折、国道101号に入って目指すは五所川原。14:30には雨が上がって気温が31.7℃、暑くなってきました。
15:05、鯵ヶ沢に入ります。フェリーターミナルから58km。ここの焼きイカは有名。TV番組の鉄腕DASH!!のソーラーカー日本一周でイカ焼きを食べるシーンがあったのがここ。鯵ヶ沢の道路は海側と陸側の2本が平行に走っています。イカ焼きの店が並ぶのは海側の方。
私は道が2本に別れる手前にある店に寄りました。
イカ焼き金250円也。塩加減が丁度良く、とても美味しいですよ。店の前で食べだした私を見て、おばさんがマヨネーズを持ってきてくれました。少しだけ食べて10分間の休憩。
海岸線を深浦へ
鯵ヶ沢を過ぎると、岩の並ぶ海岸線沿いに進みます。15:45、道の駅ふかうら「かそせいか焼き村」に到着。いか焼きのみならず、鯛、かれい、さば、めばる、さざえ、うに等、新鮮な魚介を売っていました。ここで15分休憩。
八森山町民の森公園キャンプ場
16:25、岩浜の岡崎海岸から左に急な坂を上って八森山町民の森公園キャンプ場に到着。林間の芝生サイトです。展望台がサイトの下方にあって、そこからの眺めがよろしいですよ。真下にゴルフの打ちっぱなし練習場が見えています。管理棟はないのですが、夕方に係りの人が徴収に来ます。金200円也。(後日追記2008年にはキャンプ場入り口に管理小屋ができていて、料金は1,500円になっているので要注意)
炊事場、トイレ、照明はありますが、ゴミはお持ち帰りです。シャワー棟もあるらしい。それからバンガローが何棟か建っています。(後日追記2020年10月時点でも存続しているかは不明)
不老ふ死温泉
不老ふ死温泉までの走行を入れて本日の走行距離は126kmでした
2日目 (H17/8/4 木曜日) 青森県深浦町民の森キャンプ場 から 八郎潟 まで
最初の地図の黄色いラインが本日の行程、この日、秋田は梅雨明けでこの夏一番の暑さを記録したそうです。メッシュのジャケットにすべきだったと後悔しても後の祭り。あぁ秋田は竿燈祭りの真っ最中でした。
白神山地と十二湖 (青池、日本キャニオン)
朝の7:55、青森県の日本海側、深浦町の八森山町民の森公園キャンプ場を出発、海岸沿いに南下を開始。天気は曇りで気温25.3℃、寒くもなく暑くもなくといったところです。JR十二湖駅を過ぎてすぐのところに十二湖入口があります。(実は十二湖駅の少し手前にサンタランド白神への入口もあって、そこから入っても途中で合流します。) さて、登って行くと途中にキャニオン展望台駐車場が・・ここは帰りに寄ることにしてとりあえず目指すは青池。挑戦館駐車場が車で行ける所では一番奥にあります。
青池
神秘の青色で有名な池は水面を霧に覆われていて神秘さを更に高めているのでしたが、写真撮影には最悪のコンディションであります。しかもレリーズスイッチがない! どこかで落としたらしい。しかたがないのでセルフタイマーを使用し、なんとか霧の合間をぬって撮影。9:35、駐車場から離脱。
日本キャニオン
10:20、キャニオン展望台駐車場を出発。
道の駅八森「お殿水」
右手に日本海、左手に世界遺産白神山地を望みながら走り、10:40、道の駅八森「お殿水」で20分休憩。深浦から47km、既に秋田県内。ここでは白神山地から湧き出る名水を飲むことができます。とても暑いので助かったよ。元気を取り戻して出発。
八郎潟
能代市に入ると右手に風の松原の看板、日本最大の防砂林とのこと。でも寄らない。道路が混んでいるし日が照ってきて暑いし。
計画では国道101号から直進して県道42でまっすぐ八郎潟に入るつもりだったんだけど道路標識の地名表示では分かり難く、八郎潟(大潟村)の水田を右手に見ながら気づかずに国道101号を走り続け、横を通り過ぎていました。
12:05、道の駅ことおかに到着。ここで昼食。深浦から101km。気温は33.4℃、晴れていて日向は焼けるような暑さです。でもレストランは冷房が効いていてとても涼しいのだ。メニューは日替わり定食、金840円也。今日はカツラーメンとカレー。旨い! でもどうしてカツはカレーに入らないでラーメンに入ってるのかな? テーブルの上にはお試し用の韃靼蕎麦(だったんそば)ふりかけが置いてあって、食べてみるとこれがなかなか香ばしくて美味しい!しかもルチンを豊富に含むと書いてます。 ルチンが何だかわからないけど体に良さそうなので買いました。金525円也。
12:50、道の駅ことおかを出発、国道101号を少し戻って県道54号で東側から八郎潟へ進入。八郎潟は人工の土地なので道路はほぼ完全な直線です。
八郎潟、前も
後ろも直線だー!
干拓博物館
13:10、大潟村の干拓博物館に到着。日向は39.3℃、かんかん照りの猛暑になりました。入館料は金300円也。館内はエアコン作動中。ここは一見の価値ありです。
1957年には巨大な湖(東京の山手線内くらい)だったところを農地に変えたんですから人類の一大偉業だったと私は思います。
しかもここは堤防に守られている海面下の土地とのこと。北と南に各1個、水を排出するためのポンプがあって、排水能力は2個でなんと1秒間に80トン。
干拓当初は湖底のヘドロが軟弱なため農業機械がぬかって大変な苦労をしたそうです。
干拓博物館を出たのは14:10。
南の池公園
ポルダー潟の湯
南の池公園入口から県道42号に沿って3kmほど北上したところに大きな建物、ポルダー潟の湯があります。入浴料は300円、ロッカーは10円で使用後戻ります。体と髪兼用のシャンプ-と髪用リンスが備え付けですが、シャンプーは泡になって出るボトルに入っていてイマイチ汚れが落ちない感じ。湯は赤褐色でぬるぬる系。近くにはJAのスーパーや食堂があります。
八郎潟の日は暮れて
3日目 (H17/8/5 金曜日) 八郎潟(大潟村) から 象潟、角館経由で 田沢湖 まで
3日目は最初の地図のマゼンタのラインです。秋田県の最南端、象潟まで行ってから戻ります。今日の目玉は象潟の岩ガキと九十九島、みちのくの小京都こと角館の武家屋敷通り、そして田沢湖です。
八郎潟に朝が来て
夏の寝苦しい夜が明けて、いくぶん涼しい朝です。駐車場に行ってバイクを点検。と、そのとき、驚くべきものを発見するのであった。ゲゲッ!タイヤに・・
それはリアタイヤに刺さった釘。斜めに刺さって、頭の部分は既に磨耗しています。思い返せば1か月あまり前のこと、走行中にリアが何か硬いものに乗り上げてドンッと横にずれたことがありました。石を踏んだとばかり思っていたのですが、フロントが跳ね上げた釘をリアタイヤが拾った衝撃だったのですね。今までは問題なく走れていましたが釘が抜けたときが心配です。途中でバイク屋さんに寄って見てもらうことにしましょう。
道の駅にしめ
今日の行程は長めなので早めに出発。7:25、南の池公園キャンプ場を後にしました。天気は晴れ、既に気温は30.7℃、今日も暑くなりそうです。県道42号を南下して大潟村を抜け、国道101号、県道56号と進み秋田を目指します。道路は次第に混雑、平日なので通勤ラッシュにぶつかってしまったようです。
8:10、フェリー埠頭、セリオンリスタのタワー横を抜けて国道7号に入りました。秋田市を抜けてからは流れが良くなります。バイク屋さんは見つからないぞ。
9:15、道の駅にしめ到着、ここで30分休憩。八郎潟から83km。気温は34.6℃、日向ではなんと40.6℃。暑さのあまりスクリーンに貼り付けていた時計の粘着テープが剥がれて脱落、このため今後は気温の記録はありません。この道の駅はエアコンの効いた休憩所があって、ゆっくりと休んだり、プランニングができます。トイレも大きくてとてもきれいでした。駐車場にはバイクが数台、どれも新潟ナンバー。 休憩後バイクに戻ると、ハードケースに入れておいたジャケットとヘルメットはさながら電子レンジから出したばかりのグラタン状態、身に着けるのが苦痛です。ジャケットを着ない誘惑に駆られましたが、半袖の服では万が一の転倒時に骨まで達する怪我を負う危険があるし、この強い日差しでは重症の日焼けで火ぶくれになることも考えられるので、思いとどまってフルウィンドスルーモードにして着ることに。
道の駅象潟(きさかた)「ねむの丘」
10:20、今回のツーリングでの最南端、象潟(きさかた)に到着。道の駅象潟「ねむの丘」です。館内は冷房完備。象潟の町の花は「ねむの花」、松尾芭蕉が訪れた最北端の地で、歌の中にねむの花を題材にしたものが残っています。羽飾りのような花で桃のような甘い香りがします。海産物の直売が沢山あって、中でも夏の岩ガキが絶品。安い、大きい、旨いの3拍子です。一番大きいもので金400円也。その場で割って、レモンをかけて食べさせてくれます。これが去年から食べたかったんだ。
芭蕉は象潟の景色について、
松島は笑ふがごとく、象潟は恨むがごとし
と書いています。宮城県の松島と言えば日本三景のひとつですが、点々と並ぶ小島と松がつくる日本画のような風景。象潟には九十九島(長崎にもあります)というのがあって、松島に並ぶ景観だったそうです。ところが1804年の出羽大地震で一夜にして、九十九島のあった潟が2.4mほど隆起して陸になってしまったのです。人々は朝目覚めて皆、たいそう驚いたことでしょう。
もうひとつ、象潟から鳥海山に向けて鳥海ブルーラインが通っていて、それはすばらしい景観を楽しめるとのことですが、今回は時間が足りないのでパスすることに。11:00、ねむの丘を後にしました。
象潟ではもう一箇所、象潟郷土資料館を訪ねて11:15から25分間の情報収集。ここは冷房なんかないので暑い、あついぞ。象潟の地震前の地形について、函館近郊の大沼国定公園が似ているのではないかという記載があって面白いと思いました。象潟とは逆に大沼は駒ケ岳の噴火で川がせき止められて湖になり、丘が島になった所なんです。
本庄を通って北上、内陸へ
11:40、北帰行開始。国道7号を北上します。12:20、右折して日本海とお別れ、国道107号で本庄市街へ向かい、まもなく左側に国道105号への分岐、大曲を目指します。するとありましたよ、バイク屋さん。見てもらうと、釘は斜めに浅く刺さっているから抜くだけでOKとのこと。タダで抜いてくれました。ありがとうー! これで安心して走れます。ここらあたりから交通量はぐっと減って快走できます。道はいつしか山間ルートに。風を切るから涼しい、楽しい。でもこのへんは白バイいますからーっ! 気をつけましょう。再び車が多くなってくると大曲市街。
13:40、道の駅なかせんに到着、体とエンジンの冷却のためここで30分休憩。ドンパン節の踊りビデオを流してました。ところどころ、太極拳に似た動きがあります。さて、携行しているボトルクーラーの水を飲んでも渇きがおさまらないので、自販機でアイソトニック飲料を買いました。水だけを沢山飲んでいても熱中症で死亡するケースがあるそうです。多量の発汗のために体内の電解質(多くは塩化ナトリウムすなわち食塩)を失って細胞が正常に機能できなくなるとのこと。ポカリスエットを飲んだら楽になりました。危なかったかも?
みちのくの小京都、角館(かくのだて) 武家屋敷通り
14:40、角館に到着。城下町なので道路は分かりにくいので要注意です。あらかじめ、町の観光HPから詳細な地図をプリントしておきました。武家屋敷通りの北側にある大きな有料駐車場に入ると、バイクは入口近くの横に止めると無料で良いとのありがたいお言葉。ありがとうございます。
武家屋敷通りには今も人が住んでいる家もあります。見学できるのは6軒だけ、うち石黒家が300円、青柳家が500円と有料です。この2軒は上級武士の屋敷です。どちらか一方見るならば私は青柳家をお勧めします。映画「隠し剣鬼の爪」のロケに使われたらしいです。
岩橋家と松本家は映画「たそがれ清兵衛」のロケに使われました。
岩橋家の方は宮沢りえ演ずる、清兵衛のおさななじみ・朋江の実家、入口の右側にある黒い板戸を朋江が出入りしていました。
松本家は下級武士の家、映画では真田広之演ずる井口清兵衛が藩命により不本意ながら果し合いをすることになる余呉善右衛門の立てこもっていた家です。
「余呉善右衛門は今では人間ではねえ。けだものでがんす。」
実際にはイタヤ細工の実演が行われていました。
「たそがれ清兵衛」は山形が舞台ですが、一部だけ角館武家屋敷でロケがおこなわれたようです。人間の幸せはいずこにありや、ということを考えさせてくれる良い作品だったと思います。
お土産屋さんに、ぬれ煎餅を見つけて買い、15:40に角館を後にしました。
田沢湖町営キャンプ場
田沢湖は水面の標高が249mと高地にあるので比較的に涼しいです。水深は423mもあって日本一の深さ、よって湖底は海面より174m下にあります。携帯電話は圏外でした。
4日目 (H17/8/6 土曜日) 田沢湖 から 八幡平 まで
4日目は最初の地図の緑のライン緑、今日は休養日になってます。
という訳で、移動距離が極端に短いので悪しからず。
田沢湖畔の朝
辰子像
出発は9:55。連泊でない人がキャンプ場に留まっていられる限界の時間です。こんなにのんびりしたのは久しぶり。天気が良くて湖畔の日向は暑いです。これから反時計周りに湖畔を一周するのだ。最初に見に行くのはなんと言っても辰子像でしょう。田沢湖1周は約21kmだそうです。
11:00、ほぼ1周して田沢湖を離れ、3~4分で国道341号線に出ます。ここから左へ行くのですが、この先は山だから、今日の食糧を買っておかないとね。右側すぐのところにデイリーストアがあります。マスツーリングのバイクが次々と通り過ぎていきました。
そして八幡平へ
田沢湖から北、国道341号はゆったりとした山間のワィンディングで、秋扇湖を左、次いで宝仙湖を右に見て進みます。
ワィンディングが急になってくるとそろそろ。11:50、アスピーテライン入口です。右折で県道23号通称アスピーテラインへ。観光で訪れる車が多いようですが、どうやら明日、ここまで駅伝があるらしいよ。
12:05、八幡平ビジターセンター到着。道路を挟んで向かい側に大沼があります。ビジターセンターでは高山植物や動物、登山や散策のルート情報がパネルと本、そして模型や大画面のビデオで見ることができます。大沼側には温泉、旅館、レストランを兼ねた八幡平レークインがあります。
バイクはサイト脇に邪魔にならないように置ければ置いて良いらしいけど、地面が柔らかすぎるためスタンドがめり込んで危険。私はテント脇に空き缶をつぶしたスタンド受けを置いて駐車しましたが、遠くないので駐車場を利用することをお勧めします。ここは炊事場、簡易水洗トイレ、ランドリーがあります。ランドリーは管理棟の事務所の下にあって、洗い200円、乾燥100円と安いです。洗剤は30円ですが申し込みのときに一緒にもらっておいた方が簡単。でないと領収書にいちいち書き込んでもらわないとならないらしい。ゴミは炊事場に分別して捨てられるようになっています。入浴は八幡平レークインで、キャンプ場の領収書を見せると50円引きの金300円也。シャンプー、ボディシャンプー、ヘアードライヤー備え付けですが、コインロッカーがないのだ。貴重品は受付に預けるしかありません。
ボーイスカウトの小学生達がキャンプに来ていて、楽しそう。私のZR-7Sを見て、
「このバイク、一番カッコイイ! 僕も大人になったらこのバイク乗りたい!」
と前を通るたびに話している子供がいました。
標高はここで1000mくらいあるので涼しいです。さすがに夜中は夏用シュラフだけでは寒くて、シュラフカバーを使いました。
5日目 (H17/8/7 日曜日) 八幡平 から 函館 まで
最初の地図の紺のラインが本日の行程、ツーリング最終日です。
今日の目玉は八幡平、東北自動車道、フェリーです。何故か船が好きな私です。
国道がかすかに
涼しい朝です。雲がかかり始めていて、ラジオでは午後から所により雷雨なんて言ってました。だから今日は早く出発。7:40、大沼キャンプ場を後にします。峠道のワィンディングだよ。
熊よけの鈴を付けたリュックにカメラ、水、雨具を入れて帽子をかぶってトレッキング開始、目的は高山植物の撮影です。登ると結構暑くなってきました。 鏡沼への分岐がありますが、八幡沼方向へ直進、最初の展望台とトイレの所でもう引き返すことにしました。山に行けばよく書いてあるでしょ、引き返す勇気って。
8:45、駐車場に戻って料金を払います。バイクは金100円也。ここは道路の分岐点になっていて、アスピーテライン(県道23号)は松尾八幡平へ、右に折れると県道318号で東八幡平へ行きます。私は松尾八幡平方向へ。
玄太岩展望台にて
ここで悲(喜?)劇が起こるのでした。バイクを止めた駐車場の端は右下がりになっていてサイドスタンドが使えないのでセンタースタンドを掛けていたのですが、外すときに何とリアタイヤが私の足に乗っかってしまいました。イテーッ、どうしようと思う間もなくバイクは右へ倒れました。足に怪我はなかったのですが、サイドケースが縁石にぶつかって傷ついてしまいました。ショックです。でもサイドケースのおかげで車体は無傷、右のエンジンガードは塗装の一部に傷がつきました。でもエンジンガードは6月の事故で左を交換し、まだ右側は無傷のものが残っているので、それと交換すれば済みます。
アスピーテラインとサヨナラして東北自動車道へ
アスピーテラインの最終部分はきついワィンディングで、スノーシェルターの内部にヘアピンカーブがあったりして気を抜けません。柏台で左折し、アスピーテラインとお別れして松尾八幡平ICを目指します。
9:15、野駄PAで10分休憩。天気は晴れていて、また暑くなりました。ここで高速自動車道に入る準備をします。まずはクレジットカードをタンクバッグの出しやすい所に入れ、ジャケットの風流入口を全て閉じます。ジャケットが風をはらむと首が絞まったりするのだ。暑いけど仕方がありません。時速100km以上で走れば涼しいでしょう。
9:30、松尾八幡平ICから東北自動車道に入りました。一気に碇ヶ関までワープします。気温は高そうだけど快適です。
10:20、ワープ終了。碇ヶ関ICで降りて国道7号を北上。通行料金はちょうど2,000円。道路は混んでます。
道の駅いかりがせき
11:05、青森へ向けて出発。青森はねぶたの真っ最中、道路は次第に混雑の度合いを増してゆきます。
フェリーに乗る
帰りも「ばにあ」です。昼食はターミナルの売店で弁当を買いました。しょうが焼き丼、金600円也。しょっぱ過ぎだよ。
13:10、バイクは1番の乗船口へとアナウンスがありました。早いな!?
13:25、「バニア」が接岸、車に続いてバイクがぞろぞろと降りてきましたよ。おっ、札幌ナンバーのZR-7Sもいます。色はブルーメタリック。
13:40、今度は私達が乗船開始。バイクは20台くらいです。不要な荷物はハードケースにしまって、タンクバッグ1個だけ持って乗船。ほぼ満員です。2等船室のごろ寝スペースで爆睡しましょう。このときが一番し・あ・わ・せ。
18:00、函館に到着。下船すると小雨がぱらついて、家路を急ぐのでありました。本日の走行距離は197km、ツーリング全体では807kmでした。
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