待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

北海道斜め横断ツーリング 2005年7月1日〜4日 南富良野 標茶 清里 小清水 北見 温根湯温泉 美笛峠


1日目 (H17/7/1 金曜日) 函館 から 南富良野 かなやま湖畔キャンプ場 まで


 支笏湖経由で千歳東IC(インターチェンジ)まで
 朝の8:00、函館の自宅を出発。天気は曇りで気温20.2℃です。今回は高速道路は使用しない方針と言っておきながら早速、高速自動車道函館新道の函館ICから七飯藤代ICへ。だって暫定供与中で無料なんですもの。ここからいつもならば混雑する国道5号を迂回して大野町、厚沢部町経由で八雲へ向かうのですが、今日は素直に国道5号で行きます。実は先日、いつも迂回路に使う道道67号の駐車場に熊が出ました。
 9:45、長万部町のドライブインかに市場に到着し5分間の休憩。函館から102km、気温は19.2℃、曇りで肌寒い感じ。名古屋ナンバーのV-MAXとゴールドウィングが止まっています。ツーリングマップルを見ていた名古屋のライダーは小樽まで行くそうです。
 静狩峠を越えて豊浦町から左折、国道230号で留寿都村、そして喜茂別町から右折で国道276号、大滝村へ向かいます。
 11:40、道の駅フォーレスト276大滝に到着。函館から206km、気温は31.3℃、日が照っていて暑いです。サイドスタンドではアスファルトにめり込みそうなのでセンタースタンドを掛けようとしましたが、かっか、かかりましぇーん。ハードケース3個装着したままなので重いのだ。しかたがないので常時携帯している潰した空き缶を敷いてサイドスタンド。さて、ここで早めの昼食、メニューはきのこ天丼、金650円也、ここで45分間の休憩。金曜日なので人も車も少な目です。ここから美笛峠を越えて支笏湖、更に道道16号で千歳まで。さて、前回のぐるり大雪山ツーリングでは千歳ICから道央自動車道に入ったのですが、今日は国道337号で道東自動車道 千歳東ICまで行きます。道道16号から千歳市に入ってJR千歳駅前から右折、すぐに左折でJR高架をくぐります。この辺は交通量が多いので要注意、特に駅前から直進で出てくる車に気を付けてください。

千歳東ICから日高まで
 13:35、千歳東ICから道東自動車道へ。大滝村から66km。千歳東ICから20分で夕張IC、31kmを走りました。通行料金は750円。小雨がぽつりぽつり降り始めています。夕張から国道274号で穂別町を経由して日高町を目指します。穂別町では首長竜の骨格を模したオブジェが見られます。恐竜の町・穂別町は、その他に町民ミュージカル映画を作った事で知られています。このあたりは道がハイスピードワインディングになります。
 14:30、福山PA(パーキングエリア)で20分間の休憩、夕張ICから30km。気温22.3℃、雨はあがっています。15:05、福山PAから23Km、日高町に入ってすぐ左折で国道237号へ、いよいよ占冠、南富良野へ向かいます。
 15:25、道の駅自然体感しむかっぷ(占冠)に到着、日高町から14km。ここで国道237号は右折になります。直進してはダメよ。
 15:45、かなやま湖への分岐を右折。ワインディングです。

 16:00、右側(湖側)にあるかなやま湖畔キャンプ場到着、かなやま湖入口から11km、函館からは403kmでした。
気温は22.5℃。すぐ先の左側にはオートキャンプ場があるので間違わないでね。フリーサイトのキャンプ場使用料金は600円でした。100円値上がりしたみたい。設備(洗い場、トイレ、植樹、照明など)は非常に整っていて芝もきれい、景色も抜群なので割高感はありません。道路を挟んですぐ向かいに保養センターがあって食事や入浴が出来ます(宿泊も可、1泊2食6,300円)。入湯料は400円で温泉の泉質はラドン泉。ロッカー、ボディシャンプー、リンスインシャンプー、ヘアードライヤー完備です。買い物はキャンプ場から東西どちらに走っても10km程度で町に出ますが、私は東側の南富良野市街へ行きました。南富良野には高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地があります。

 大滝村でセンタースタンドが掛からなかったことは先に書いてますが、キャンプ場に戻ってからグッドアイデアが浮かびました。ハードケースで重くなっただけでなく、リアサスが沈んでいるのが大きな原因なのでは? それではと車載工具でリアサスのイニシャルを1段強くしてみました。ハードケースを3個とも装着して実験。あら、センタースタンド掛けられましたよ。ヨカッタ!

 キャンプ場にはゴミ箱が設置されていてゴミの分別も細かく分かれています。渡されるゴミ袋は長く繋がっていてミシン目から切り離します。一般、プラスチック、生ゴミ、ペットボトル、缶、瓶となっています。
 南富良野での走行を入れて本日の走行距離は424kmでした。


2日目 (H17/7/2 土曜日) 南富良野 かなやま湖畔キャンプ場 から 標茶 多和平キャンプ場 まで

 南富良野 かなやま湖畔キャンプ場 から 足寄 まで
 朝食を終えてパッキング、7:30、かなやま湖畔キャンプ場を出発。天気は曇りで気温17.4℃、暖かです。湖畔のワインディングを10分ほどで過ぎて南富良野町市街に入って右折、国道38号を走ります。やがて山間部のゆったりとしたワインディング、狩勝峠です。日勝峠に比べると交通量も少なく、安全度は高いです。狩勝峠を下っていくとサホロリゾートの入口があります。そのすぐ先に左へ抜ける道路があって屈足温泉と書いてあります。士幌へ抜けるのであればこの道を行くのが早そうですが、帰りもここを通る予定なので、そのまま通り過ぎて新得町まで行き、左折で道道75号に入って8:20、屈足町へ。かなやま湖畔キャンプ場から53km。屈足市街から左折で道道718号に入って北上。5kmほど走って農道三十号との交差点を通過。この農道三十号が狩勝峠のサホロリゾート入口近くと直結しているようです。約15kmのショートカットになるはず。帰りに通ってみましょう。まもなく屈足温泉、そして岩松。ここで右折して道道593号へ。瓜幕から道路が左に曲がってすぐ国道274号とのT字路にぶつかります。右へ進むと士幌です。

 この道が延々と続く直線道路。アップダウンがあるため丘を越えるとまた次の丘と、どこまでも行きます。両側は牧場ばかり。まさにHOKKAIDOです。ライダーが好んで走る道路らしく、いろいろなバイクが通っていきます。オフロードが多いかな?
直線道路を15kmほど走ってやっとT字路にぶちあたり。国道274号は左です。すぐに右に直角に曲がって5Kmほどで協進、国道274号は国道241号と重複し左折、上士幌へ向かいます。上士幌を過ぎてやがて足寄湖。
 9:50、あしょろ銀河ホール到着。えらく立派な建物です。あしょろ駅も中に入っているらしい。ここで15分休憩。かなやま湖畔から136km。あしょろ銀河ホールから右折で国道241号を阿寒湖へ。(右折せずに直進すると国道242号で陸別へ行ってしまいます。)

足寄 から 弟子屈 まで
 足寄から30kmほど国道241号足寄国道を進むと右側にオンネトーへの入り口があります。オンネトーは背景に阿寒富士と雌阿寒岳をいただく緑色の綺麗な湖です。今回は寄りませんが平成15年の道東ツーリングのレポートに写真を載せています。イチオシのシーニックポイントですよ。
 阿寒湖畔はホテルが取り囲むように並んでいて阿寒湖が見えないので素通り。ボッケという火山泥の噴出す場所からは阿寒湖と雄阿寒岳が見られるそうです。でも素通り。そのまま国道241号を進むと峠のワインディング。いつのまにか霧に包まれて視界は30mほどに。
 11:00、ペンケトウとパンケトウ、2つの沼を見ることができるという双湖台展望台に到着。霧に包まれているけどダメもとで寄って見ると・・駐車場に無線アンテナのついた黒いセダン、乗っているのは制服を着た2人の男・・・覆面パンダカーですぞ。通過したら後ろに着かれる所でした。アブナイ・アブナイ。ここの制限速度は時速30kmなんだよ。それにしても寒い。売店ではストーブを焚いていました。懐かしいのでマリモの里ようかんをお土産に。つまようじで刺すと包んでいるゴムがプチンと割れてそのまま食べられます。展望台からは何も見えません。天気の良い日はペンケトウが北海道の形に見えるそうです。売店に写真がありましたが確かにそう見えます。20分休憩して出発。

 12:00、弟子屈町の摩周駅前に到着。
ここで昼食にしましょう。いつのまにか晴れています。摩周の豚丼を売りにしている食堂ぽっぽ亭に入ります。もちろんメニューは摩周の豚丼、金1,050円也。帯広駅前ぱんちょうの豚丼に比べると脂身が少なめです。本州からのライダーが2人来ていました。食後、摩周温泉をぶらぶら走り、買い物などを済ませて、13:00に出発、目指すは標茶町多和平(たわだいら)。


 摩周の町を出てすぐの分岐から左、国道243号を進むと広い牧草地帯の丘陵を眺め、右へ行くと多和平の看板、道道1040号へ。分岐から5kmほどで左に多和平入口。丘の上に展望台が見えています。
 13:30、多和平キャンプ場到着。かなやま湖畔から264km。気温は20.3℃。観光客が、まあまあ、います。
フリーサイトは360円。駐車場のすぐ横に芝生のサイトがあり、上は展望台、周囲はすべて牧場で、馬、牛、羊がいます。有名な中標津の開陽台に似ていますが、開陽台は駐車場からかなり上に展望台、キャンプサイトは更に上なので荷物の運搬が大変なうえに夜間の車上狙いが心配。
どちらかを選べと言われたら私は多和平を選びます。キャンプ場にはゴミ箱が設置されています。
  夕方にはテントのそばに野うさぎが現れました。あまり人を怖がっていないようです。テントはもう1はりあるのですが人の気配がありません。ベースキャンプにしてどこかへ行っているらしい。
管理人は夜にはいなくなるので、私は牛に囲まれて独り丘の上で一夜を過ごすことになりました。本日の走行距離は264km。

3日目 (H17/7/3 日曜日)  標茶 多和平キャンプ場 から かなやま湖畔キャンプ場 まで

多和平キャンプ場 から 出発裏摩周展望台 まで
 牧場でただ独り朝を迎えると、辺りは霧に包まれています。今日はツーリングのメイン、摩周湖と神の子池を見に行くのですが、摩周湖の方はどうなるか予想がつきますね。早々と7:00、出発。気温は14.9℃、寒いよー! 丘を降りて道道1040号を北へ進み、国道243号にぶつかって右折、そして2kmほどで左に道道885号への分岐、多和平から20Km。霧は更に濃くなって視界は30mくらいかな? 構わず養老牛へ向かいます。この道路も10km程度の直線が続いています。やがて道道505号との交差点、左へ曲がると清里町、裏摩周展望台と神の子池があります。

 7:40、裏摩周展望台到着、多和平から37km。裏摩周展望台入口はトンネルを抜けた直後にあります。トンネルを出るとき左ウィンカくらいの位置かな? で、予想通り霧で何も見えません。一昨年来たときは養老牛から摩周岳が見えていたのに摩周湖見に行かなかったのが悔やまれます。滅多にないチャンスだったらしい。~♪逃すな、チャンスを、今このときが、その時かも知れない、一番大切なのは、その日、その時~♪ ということです。
 裏摩周展望台で道道150号は終点、ここから先は道道1115号になります。

  神の子池と小清水原生花園
 期待を、次の神の子池にたくして裏摩周展望台を後に。すると、すぐに霧が晴れてきました。6kmほどで神の子池入口。
しまったダートで小石が少々。道幅は十分に広くて、傾斜はゆるやかです。あれ?日が差してきました。
約2kmで遂に憧れの神の子池駐車場に到着、8:05。かなり広い駐車場です。ここで写真撮影のため40分休憩。水面からの反射をカットするために円偏光フィルターを用意してきたのですが、キャップがと・れ・な・いーーーー! あきらめてフィルターなしで撮影。ザンネン!
 神秘的な緑色は池の奥で、水が湧出している部分です。そこだけ水底の土が青色をしています。魚が泳いでいて、時折水面に顔を出し、波紋が静かに広がっていきます。最近は有名になって観光バスが登ってくる日もあるらしい。
 さて、神の子池を過ぎてから道道1115号は次第に東へそれて知床半島の付け根、斜里町へ向かうのですが、私は国道391号に入ってほぼ真北にある浜小清水へ行きたいのです。そのためには双方が最も近いところで結ばれているポイントを通ること。左折で国道391号へ連絡する道路への分岐を発見、左へ行きます。すぐに道道805号とのT字路にぶつかりますが、ここは左折です。右折すると元の道路に戻ってしまいますよ。左折してまもなく大きな道路にぶつかります。これが国道391号。右は浜小清水、左は摩周です。もちろん右、浜小清水を目指します。

 国道391号を北上し、小清水町に入ると道路の両脇がきれいな花で飾られています。気温は27.8℃、晴れています。そして幅の広い道路につきあたります。国道244号、左が浜小清水、網走、右が斜里、知床です。
左折して浜小清水へ。海岸沿いを走るようになるとすぐに道の駅はなやか小清水。ここは通過、左側には濤沸湖(とうふつこ)が見えてきました。
 10:05、小清水原生花園到着。ここの駐車場は網走側が入口なので一旦通り過ぎてから入ります。多和平から96km。
写真撮影のため40分休憩。原生花園に入るにはJR釧路本線踏切を渡ります。そこは原生花園駅になっていました。
遊歩道を歩きながら花を観賞。これはエゾスカシユリです。
 原生花園を離れるとき、国道を挟んで向かい側の濤沸湖から霧が発生し始めていました。
原生花園の次は網走です。網走はオホーツク流氷館、博物館網走監獄、北方民族博物館など見たい物がたくさんありすぎるので目をつぶって通過。だって北見でお昼を食べたいんだもの、先を急がなくては。網走の道は分かり難いけど何とか国道244号、国道238号を経て国道39号へ。網走湖を右手に見ながら南下します。

北見の回転寿司トリトン
 女満別に入ると、美幌バイパス、女満別空港ICオープンの看板。しかも日付が今日です。ラッキーとばかり行ってみると、これから開通式とのこと。通れませんよ。しかたがないので国道39号に戻って、美幌ICから入ります。これが短いんだな、3kmで終点。でもU字型の頭の部分をショートカットするのでかなりな近道です。再び国道39号を走って、北見です。目的地は回転寿司トリトン。久々に大きな街を走ります。
 12:20、回転寿司トリトン到着、ここで昼食休憩40分。小清水原生花園から78km。気温は30.5℃、カンカン照りの猛暑です。駐車場はいくつもあって余裕で置けました。店内には10人以上の人が順番待ち。ところが私は一人なのですぐにカウンターへ案内。なんか、待っている人たちに悪いみたい。
 TVでも紹介されたことのある北見の回転寿司トリトンは地元の人たちに人気があるというので是非食べてみたかったのです。旨かった、特に良かったのはエンガワ、アナゴ、炙りサーモン、イクラ、中トロ。
9皿で1,617円でした。味も値段も函館と同じくらいだった(笑)。

おんねゆ温泉

 北見を出てからも国道39号をひた走り、13:35、道の駅おんねゆ温泉到着、25分休憩。多和平を出てから213Km走っています。少し疲れたみたい。ここはかなり大きなところで、駐車場から建物にはいるとすぐ後がまた大きな駐車場で、その向こうに世界一のハト時計があるメルヘンの国果夢林の館が見えていました。今日はあと200km走ることになるので見に行かないぞ。
 休んでいるとすごい人に会いました。苫小牧から来たライダー、RF900Rかな? 朝4時に苫小牧の自宅を出て阿寒まで行って来たところで、今日中に苫小牧に帰るそうです。今まで既に500km走っていて、総計800kmくらいの距離になると思います。私にはとても真似できませんよ。
 温根湯温泉を出て20Kmくらいから石北峠。♪~国道行けば石北峠~♪ 走りやすい峠です。そして大雪湖を左に見て国道273号に合流。直進すれば層雲峡、左折で三国峠、糠平です。この道は先月の道央ぐるり大雪山ツーリングで走ったところです。今日も山間部の美しい渓谷沿い・ハイスピードワインディング・三国峠へ向かいます。

十勝三股のルピナス
 三国峠を越えて奥深い森林地帯を走り、急に視界が開けると十勝三股。三股山荘というログハウスの喫茶店が見えてきます。かつて林業で栄えた三股に住んでいた人が経営しているそうです。
今ではその集落は消え去り、残っているのは人々が植えたルピナスの花。
 三股から10kmほどで糠平湖、ここから道道85号になります。そしてくねくねワインディングの幌鹿峠、ゆっくりでも結構面白いですよ。更に道路が細くなるとすれ違うのが怖いような然別湖畔のトンデモワインディング。
 15:55、然別湖畔駐車場到着。温根湯温泉から128km。10分休憩。
十勝の平野へ抜けると2日目に通った瓜幕から道道593号を西へ。岩松から道道718号を南下。そして、屈足温泉から、帰りには通ると決めていた農道三十号で狩勝峠のサホロリゾート入口へ。やはりかなりの近道です。狩勝峠を越えると南富良野。
 17:20、かなやま湖畔キャンプ場到着。然別湖畔駐車場から80km。
「また来ましたー。」
と受付のおじさんに挨拶。日曜日の夕方なのに5~6パーティーがキャンプしていました。
 本日の走行距離は420kmでした。結構疲れたよ。


4日目 (H17/7/4 月曜日) 南富良野 かなやま湖畔キャンプ場 から 函館 まで

 南富良野かなやま湖畔キャンプ場 から 出発 千歳 まで
 今日は函館まで帰るだけ。いつもよりのんびりです。天気は曇り、気温は16.6℃、涼しいです。
8:25、出発。湖畔のワインディングを西に向かって走ります。10分ほどで国道237号にぶつかります。右は富良野、美瑛、旭川です。私は左、占冠、日高へ。
 9:05、日高に到着。右折で国道274号、穂別、夕張へ。石勝樹海ロードと名付けられたこの道は快適なワインディングです。交通量が多いので要注意。
 9:50、夕張の物産センター夕張メロンの里で5分休憩、かなやま湖畔から93km。
 10:00、道東自動車道夕張IC前を通過。かなやま湖畔から100km。帰りは高速道路を使いませんよ。距離と時間はどうなるでしょうか? 千歳東ICまでの通行料金750円が浮きます。千歳ICまでなら1,050円です。
 途中、国道274号は右折で札幌へ向かうので、そのまま直進を選び、道道462号で追分町を目指します。
 10:20、追分町で国道234号との交差点を通過。広い道路を横切って直進します。そのすぐ先で右折すると道道226号、しばらく走ると国道337号にぶつかります。但し、この道なりに行くと遠回りで、千歳CC(カントリークラブ?)の少し先、共和で左へそれて国道337号へ抜けるのが近道です。
 10:40、国道337号を進むこと3kmほどで千歳東ICを通過、夕張ICから37kmでした。往路で高速道路を使用した場合と比較のために表を作ってみました。

  千歳東ICから夕張ICまで道東自動車道 千歳東ICから夕張ICまで一般道
所要時間 20分 40分
走行距離 31km 37km
通行料金 750円 無料
一部ショートカットを通ると多分35分、33kmくらいになるでしょう。15分、2kmのために750円を支払うのが妥当か否かは各自の判断ですね。私はこれからは一般道を通るでしょう。
 国道337号はやがてJR千歳線の高架下をくぐり抜け、クランク状に右折、左折して千歳駅前で終了、10:54、国道36号を横切ってそのまま道道16号に入り、支笏湖を目指します。かなやま湖畔からここまで147kmでした。晴れていて気温は23.5℃。

雨の フォーレスト276大滝
 道道16号に入ると何故か自衛隊の長いながーい車列に挟まれて法定速度で走行。しかたがないね。
天気はそのうち霧から霧雨、やがて普通の雨に・・・。
 12:00、道の駅フォーレスト276大滝に到着。びしょ濡れです。ここで昼食と休憩で40分。1億円のトイレでは自動ピアノがくるみ割り人形を演奏していました。上手です。きのこ天丼も飽きたのできのこ王国セット、金680円也。きのこの天ぷらときのこ汁、きのこおにぎり、漬け物。きのこ天丼と違って甘いタレはかかっておらず、醤油をかけていただきました。美味しいよこれ。昔、東宝の特撮映画に「マタンゴ」というのがありました。何のはなしかって? きのこのはなしですよ。
 雨の中、ライダーも結構いたのですが、目にとまったのは4歳くらいの女の子を乗せてタンデムツーリングしているお父さん。入口で娘さんにレインウェアを着せていました。雨でかわいそう、と思いましたが、その子は意外と楽しそうな顔でタンデムシートに跨ってお父さんにしっかりつかまって行きましたよ。道中の安全を祈ってます。私もレインウエアを着て出発。
 国道276号を進んでやがて喜茂別で左折、国道230号に入って留寿都へ、雨は小降りになってきました。ルスツリゾートでは雨の中でもジェットコースターが動いていました。噴火湾がみえてくると豊浦町、ここからまた山に入って礼文華峠、静狩峠を越えて長万部町。
 14:25、ドライブインかなや到着。雨はやみましたがすごい強風です。ここは風が強い日が多いみたいです。15分休憩。大滝村から100km。風が強くて寒そうだからレインウエアは着たまま出発。

YOU・遊・もり の怪事件
 15:45、森町の道の駅YOU・遊・もり到着、20分休憩。ここで秋田から来たVFRのライダーとお話。羅臼、礼文島、利尻島へ行ってきたそうです。明日、函館からフェリーで帰るそうです。話をしている最中にへんなオヤジがわざとらしく何気なさそうに近づいてきました。この人、前にもここで見たことがあるけど。駐車場から出るときも、無線機を片手になにやら話しています。
 道路に出てからすぐ函館寄りの交差点で、私の直前を走っていたワゴン車を左から飛び出してきた警官がホイッスルを鳴らして止めました。あーっ、あのオヤジは取り締まりの仲間だっんだ。皆さんもここに来たら、無線で話すオヤジに気をつけましょう。後ろからナンバーを見に来ていたようです。
 17:05、函館の自宅に到着。思ったよりも時間がかかりました。やはり八雲から函館の間は車が多く、流れも悪いので、同じ距離を走るにも1.5倍くらいの時間がかかります。特にフェリーに乗る人は、そのことを忘れないでね。 
 本日の走行距離は408km、ツーリング全体では1516kmでした。



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